アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社が発行してきた
「国産鉄道コレクション」(全240巻/発行完了)の付録の模型の写真を中心に、
全号を順番に振り返る記事シリーズを紹介を続けています。
今回は第34巻の紹介です。

10系客車ナハ10形

本号の付録は、軽量客車の元祖、
ナハ10形のNゲージサイズ模型でした。

国産鉄道第34巻パッケージ

いつものようにパッケージを解いて
奥底から冊子を取り出しましょう。

第34巻冊子

巻頭記事は、本号は国鉄の車両です。
首都圏でお馴染の特急「踊り子」や、
東北・上越新幹線が大宮始発だった暫定開業時に
上野と大宮を結んでいた「新完成リレー号」等に
充当されてきた185系直流電車の特集記事でした。
153系急行方直流電車を185系に置き換えて、
急行と特急にしてきた国鉄ですが、
その後JRに移行したため、
この185系は国鉄最後の特急電車形式となりました。

185系/国鉄特急電車最終形式

そして、国産の液体式ディーゼル機関車として
最初の成功を収めたDD13形の記事が続きます。

DD13形ディーゼル機関車

九州の真ん中を東西に横断する久大本線の記事は、
ローカルな情緒に溢れていました。

久大本線

その他、鉄橋や車両の窓の話題など、
コアな鉄道ファンが興味津々の記事も満載でした。

10系客車

そして巻末は、いつものように、付録の
Nゲージサイズ模型とリンクした記事です。
軽量客車の元祖、10系客車の話題です。
付録の模型は、代表的な存在として、ナハ10形です。

10系客車ナハ10形