琵琶作品の三味線版〜《歳時記II》~三味線の為の現代音楽小品集〜(全12曲中の4曲) | 松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~

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現時点での私の邦楽器作品おの最新作、
《歳時記II》~三味線の為の現代音楽小品集~の紹介です。

 

《歳時記》~琵琶の為の現代音楽小品集が、筑前琵琶奏者=田原順子氏の門下生を中心に、

多くの方に演奏していただくようになってきた中で、近年が同じ抱弦楽器の仲間である

三味線の為の作品を書く機会を持つようになりました。

そしていよいよ、2022年暮れに《歳時記》の三味線版の作曲に着手しました。

 

琵琶版と全く同じく、一月から十二月まで全12曲構成の組曲の完成を目指していますが、

先ず2023年1月の演奏会(詳細は後述)では、

一月:瀧凍る、三月:燕飛ぶ、八月:走馬燈、九月:大やんま、の4曲を発表することにした。

 

各曲の題名は俳句の季語になるキーワードで、

その言葉から想像される情景を三味線の音色と奏法の両面を繊細に使い分けた、

一種の標題音楽となっています。

一月と八月が独奏曲、三月と九月が二重奏曲になっています。

最終的には独奏曲3曲、二重奏曲6曲、三重奏曲3曲から成る

全12曲建ての組曲になる予定です。

 



### 《歳時記II》〜三味線の為の現代音楽小品集より ###

      一月:瀧凍る 三月:燕飛ぶ 

          八月:走馬燈 九月:大やんま
             (2022)   

初演:2023年1月18日 東京オペラシティ リサイタルホール

深新會第37会作品展  〜二重奏作品展(Concert for Two)


  演奏:野澤徹也(三味線) 染谷美里(三味線)

 

演奏時間:約10分               
 

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近日中のこの初演の動画をYouTubeで公表できる予定です。

アップされましたら、改めてご案内いたします。