「刑事コロンボ」シリーズの紹介を続けています。
私はほぼ全作品の日本初放映を見てきたので、
懐かしく想い出しながら記事をアップしています。

「刑事コロンボ」シリーズの記念すべき第1作「殺人処方箋」、
そして第2作「死者の身代金」の成功によって
一躍人気キャラクターとして認知されたピーター・フォーク扮する
刑事コロンボの大活躍が評判となり、
「NBCミステリー・ムービー」で定例放映化が決まりました。

若き日のスティーヴン・スピルバーグが監督した第3作「構想の死角」から、
この第9作「パイルD-3の壁」までの計7作品が
その第1シーズンとなりました。
今日は、その第1シーズンの最後を飾った作品の紹介です。

###刑事コロンボDVDコレクション vol.33###
         旧シリーズ第9作
        「パイルD-3の壁」

監督=ピーター・フォーク
脚本=スティーヴン・ボチコ
原案=ウィリアム・ケリー
製作=リチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンク
撮影=ロイド・エイハーン
音楽=ギル・メレ
出演:
ピーター・フォーク(刑事コロンボ)
パトリック・オニール(エリオット・マーカム役)
フォレスト・タッカー(ボー・ウフィリアムソン役)
ジャニス・ペイジ(ゴールディ・ウフィリアムソン役)
パメラ・オーステフィン
    (ジェニファー・ウフィリアムソン役)


DVD「パイルD-3の壁」

世界を股にかける大事業家がヨーロッパ訪問の留守の間に、
その若妻に取り入ってスポンサーに仕立てて
新機軸のビルの建設計画を推し進めていた
建築家との軋轢から、殺人事件が発生します。
とは言っても、死体がでないので失踪事件として
次第に露見することになるのですが・・・

建築家マーカムはしたたかでなかなかボロを出しませんが、
遂にコロンボが罠にはまったように見せかけて
実はその裏をかいて遂に決定的な場面が生まれます。

ピーター・フォーク自身が監督を務めているこの作品、
コロンボ刑事がいつもよりも少し颯爽としているようにも感じられます。

隔週刊「刑事コロンボ」vol.33

これでテレビ定例化第1シーズンの紹介が終わりました。
続いて第2シーズンに入っていきます。
益々楽しみな「刑事コロンボ」シリーズです。

YouTube / 刑事コロンボ パイルD 3の壁