アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社が発行してきた
「国産鉄道コレクション」(全240巻/発行完了)の付録の模型の写真を中心に、
全号を順番に振り返る記事シリーズを紹介を始めています。
今回は第23巻の紹介です。

485系特急形交直流電車クハ481形100番台

本号の付録は、特急形交直流電車の決定版、
485系特急形交直流電車クハ481形100番台のNゲージサイズ模型でした。

「国産鉄道」第23巻

パッケージを開けると、一番奥から冊子が出てきます。
小冊子ですが、お見どころ満載です。

第23巻冊子

巻頭記事は、私鉄の車両であることが多いのですが、
本号は阪急京都線の特急専用車として一世を風靡した名車、
阪急電鉄2800系の特集記事でした。

阪急電鉄2800系

また、名神高速道路の開通以来、急速に発展を遂げた
国鉄拘束バスの歴史を振り返る記事も印象的でした。

国鉄高速バスの発展

その他、高山線の特集記事等も掲載されていました。

高山線特集記事

そして巻末のメイン記事は、
東日本の20000ボルト・50Hz交流路線でも、
西日本の20000ボルト・60Hz交流路線でも、
直流路線でも走行可能な特急形交直流電車の決定版、
485系特急形交直流電車の特集記事でした。
全国の幹線や亜幹線を駆け巡っていた
国鉄特急の代表選手でした。

485系特急形交直流電車

そして付録のNゲージサイズ模型は、その先頭車、
485系特急形交直流電車クハ481形100番台でした。
国鉄特急色の塗装をまとった優美な姿に、
しばし見とれてしまいました。

485系特急形交直流電車クハ481形100番台