<PHONO>シリーズの第1作は、
前記事で述べたように初演が遅くなりましたが、
オリジナルのサクソフォーン版に加えて、
クラリネット版も誕生して、
サクソフォーン版初演の翌月に初演となりました。

###PHONO Ⅰ for Clarinet and Percussion###
    フォノ第1番
     ~クラリネットと打楽器の為に
        (1987)
       第5回塔の会出品作品

演奏時間:約12分
初演:1987年6月 第5回塔の会作品展
   ルーテル市谷センター(東京)
演奏:クラリネット=板倉康明 打楽器=藤井むつ子

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初演のコンサートは、宍戸睦郎先生門下生の会であった
「塔の会」(3月31日の記事参照)の作品展でした。

クラリネットの板倉康明氏は、
以前の記事でもご紹介していますが、
芸大の同級生の俊英でした。
後続の記事で改めてご紹介しますが、
シリーズ第3作も初演していただいていますし、
この作品の初演の直前に、
<飛来Ⅲ>~クラリネットと弦楽の為に(1987)
の初演で見事な独奏も披露していただいたばかりでした。

素晴らしい演奏家との出会いや協働の中から、
多くの作品を誕生させることができたことに、
いつもいつも感謝しています。

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尚、この私のPHONOシリーズは未出版のものが多いので、
楽譜をお求めの方は、直接ご連絡をいただくか・・・
「マザーアース株式会社」(Tel:03-3455-6881)
を通してお問い合わせください。
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