私が子供の頃から見続けてきた映画<007シリーズ>の
想い出をご紹介する記事も、回を重ねて第19作になりました。

###第19作=<ワールド・イズ・ノット・イナフ>###
1999年 監督=マイケル・アプテッド
音楽=デイヴィッド・アーノルド
主題歌=「The World is Not Enough」/ガービッジ
ジェームズ・ボンド=ピアース・ブロスナン
ボンド・ガール=ソフィー・マルソー
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この作品では、ボンドガールに超大物女優
ソフィー・マルソーが起用されている所が注目されました。
しかも、その役どころが、ボンドの任務遂行中に、
ボンドによって射殺されるという、
シリーズ中唯一の展開になっています。

また、東西冷戦というテーマは最早存在しない時代に入った
<007シリーズ>ということで、
石油資源を巡る複雑なストーリー展開になっています。

また、長年にわたり秘密兵器の開発者として
軽妙な登場をしてきた「Q」(デスモンド・リュウェイン)は、
この作品が最後となりました。

ボンドカーは、またまたBMWで、
ツーシーター・スポーツのZ8がスクリーンを駆け巡りました。

この作品が、20世紀最後の<007シリーズ>となり、
時代は21世紀に突入していきます。

YouTube / ワールド・イズ・ノット・イナフ (字幕版)
          MGMvodJP