今日は、ティモシー・ダルトンがボンド役を務めた
作品の第2弾、通算第16作目の紹介です。



第16作=<消されたライセンス> 1989年
監督=ジョン・グレン
音楽=マイケル・ケイメン
主題歌=「License To Kill」グラディス・ナイト
ジェームズ・ボンド=ティモシー・ダルトン
ボンド・ガール=キャリー・ロウエル
ボンドカー=登場無し
      (但しタンクローリーのウィリー走行シーン有り)

個人的な復讐心と国家レベルの利害関係との狭間で苦悩する
ボンドを、演劇俳優出身のティモシー・ダルトンが好演しています。
物語の展開の途中、様々な経緯の果てに
英国情報部からクビを宣告され経歴を抹消されますが、
それを上手く逆用して敵陣に潜入して、事態を解決していきます。

007消されたライセンス / Blue-ray
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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この作品を最後に・・・
ティモシー・ダルトンはボンド役を降りることになりましたし、
監督のジョン・グレンも5作連続のメガホンの最後がこの作品です。
また、秘密諜報部(英国情報部)本部=MI6の配役が、
Q以外は次作から入れ替わることになります。

実は、この作品は興業成績が伸びず、
また権利問題も生じて、このシリーズの制作が、
この第16作のあと一時停滞したので、
その辺りの影響もあったのかもしれません。

この作品の後、6年程のブランクの後に、
ピアーズ・ブロスナンのジェームズ・ボンドが誕生して、
シリーズは復活していきます。