「刑事コロンボ」の各作品の紹介を続けています。
旧シリーズからの順番に直すと第39話にあたります。

私はほぼ全作品の日本初放映を見てきたので、
懐かしく想い出しながら記事をアップしています。

今回は第6シーズンの2作目となった
「黄金のバックル」です。

DVD「黄金のバックル」

###刑事コロンボDVDコレクション vol.63###
         旧シリーズ第39作
        「黄金のバックル」

監督=ロバート・ダグラス
脚本=ピーターS・フェイブルマン
原案=ローレンス・ヴァイル
製作=エヴァレット・チャンバース
撮影=アーヴィング・I・リップマン
音楽=ディック・デ・ベネディクティス
出演:
ピーター・フォーク(刑事コロンボ)
ジョイス・ヴァン・パタン(ルース・リットン役)
セレステ・ホルム(フィリス・ブラント役)
ジェニー・バーリン(ジェニー・ブラント役)
ティム・オコーナー(エドワード・リットン役) 他

隔週刊「刑事コロンボ」vol.63

本作は、「コロンボ」シリーズを15本も担当した
エヴァレット・チャンバースの最後のプロデュース作です。
得意とする"屋敷物"の系譜と言える一遍になっています。

愛憎が交錯する女性犯人ならではのドラマ性は、
このシリーズの中では、異色のミステリー
と言えるかもしれません。

第27話「逆転の構図」の中で、
コロンボをホームレスと勘違いするシスター役を演じた
ジョイス・ヴァン・パタンが、
今回はシリアスな犯人役に鬼気迫る息吹を与えています。

一方、コロンボ警部は、被害者の足取りを追って
美容室で聞き込みをする際にカットをされてしまい、
何ともこざっぱりとしたヘアスタイルに変貌することろで、
見る者の笑いも誘ってくれます。

微に入り細に入り、
手が込んでいる「コロンボ」シリーズです。

YouTube / 刑事コロンボ コンプリート ブルーレイBOX
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