日本のスーパー・ジャンパー列伝、
二番目の登場は金野昭次さんです。

1972年に開催された<冬季オリンピック札幌大会>の
70メートル級(現ノーマルヒル)での
日の丸飛行隊の金・銀・銅メダル独占!
の快挙を達成した中の銀メダリストです。

実は、1972年の札幌大会開催が既に決まっていた
<冬季オリンピック1968グルノーブル大会>には、
日本は当時過去最高の60人以上の選手を
送り込みましたが、メダルはおろか一人の6位入賞の無し
という惨敗を喫しました。
金野選手も、70m級が24位、90m級が20位と、
思うような結果を出せませんでした。

しかし、その後の札幌大会に向けての強化が実を結び、
小柄ながら力強く鋭い踏み切りを持ち味とした
キレの良いジャンプを完成させていきました。

そして、<冬季オリンピック1972札幌大会>の70m級
では、日本選手の一番手=切り込み隊長として
見事な大ジャンプを見せて、
他国の選手にプレッシャーを与え、
自らも2位に食い込んで銀メダルを奪取したのでした。
1本目=82,5m、2本目=79m、見事なジャンプでした。

YouTube / 1972札幌オリンピック ジャンプ 日の丸飛行隊 笠谷ほか



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