大相撲初場所(一月場所)の千秋楽結びの一番は、正に大一番でした。
幕内前半の取り組みで、横綱:照丿冨士と並ぶ11勝3敗で御嶽海を追っていた
阿炎と琴丿若の直接対決は阿炎に軍配があがり、
千秋楽結びの一番の結果次第では巴戦による優勝決定戦への期待もありました。
そしてその結びの大一番は、御嶽海が積極的に前に出る相撲を取り切って、
横綱:照丿冨士を圧倒して13勝2敗で見事に3回目の優勝を果たしました。
千秋楽の木が入った後、直ちに臨時理事会招集の報も入って、
待望久しかった御嶽海の大関昇進への道筋が決定的になりました。
昇進直前三場所は全て関脇で、9勝6敗→11勝4敗→13勝2敗(優勝)で計33勝で、
数字の上でも異論は出ない成績を挙げたと言えるでしょう。
今場所の幕内星取り上位の状況は下記の通りです。
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優勝(13勝2敗)=関脇:御嶽海(技能賞)
準優勝(12勝3敗)=前頭6:阿炎(殊勲賞)
11勝4敗=横綱:照丿冨士 前頭6:豊昇龍 前頭12:石浦 前頭14:琴丿若(敢闘賞)
10勝5敗=前頭5:阿武咲
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大関:貴景勝の序盤でも休場、大関:正代の負け越し、ベテラン人気力士=高安の休場
などが重なって、照丿冨士が独走してしまう場所になってしまうかと不安視されましたが、
御嶽海がようやく本領を発揮して優勝争いを先導しつつ、
次代の大関候補と目される若手中堅力士の大活躍も相俟って、
千秋楽結びの一番まで優勝争いの行方がもつれ込む面白い場所になりました。
