第5曲:”火の未来~エネルギーへ”
周龍/ツォー・ロン(中国/アメリカ)
/Zhou Long (China/USA)
演奏編成:オーケストラ、児童合唱
四大元素に基づくタイトルによる4曲の最後、
"火の未来"がこの第5曲です。
アメリカ・ニューヨークを拠点に国際的な活躍していた
(現在はミズーリ州カンザスシティー音楽院教授でもある)
中国出身の作曲家=周龍(ツォー・ロン)氏に、
このテーマの作曲を託しました。
エネルギーの未来を、子供の持つパワーと将来に
オーバーラップさせて、中国の西安方面に伝わる
古謡の旋律をフィーチャーしつつ、
活気に満ちた溌剌とした音楽が一気呵成に炸裂します。
全8曲の中盤を引き締めるスケルツォのような、
パンチの利いたキラリと光る楽章が誕生しました。
周龍氏の周辺の世代、
つまり1950年代生まれの中国出身の作曲家達は、
欧米で国際的な活躍を展開している者が少なくありません。
このシリーズの第3曲の作曲家=于京君(Julian Yu)氏は、
その世代の最若手に位置付けられるでしょう。
この世代の作曲家・音楽家は、
青春時代を”文化大革命”に翻弄された後に、
再開された北京中央音楽院で学び、
後に海外でも研鑽を積んだ者が多い、
ハングリー精神の固まりのような
非常に逞しい世代なのです。
中国の作曲家との交友記・交流記も、
このブログで、追って紹介していきましょう。
さて、写真は、周龍氏の拠点=ニューヨークでの
ワンショットにしました。
冬景色のリンカーン・センターです。
