<新世紀への讃歌>第2曲:土の未来〜母なる大地へ〜(陳圭英 作曲) | 松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~

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[新世紀への讃歌] の各曲とその作曲家の紹介を続けます。

第2曲:”土の未来~母なる大地へ”
陳圭英(韓国)/Kyu-yung CHIN (Korea)
演奏編成:オーケストラ、ソプラノ独唱

ホスト役としての序章による私の問題提起(昨日の記事参照)
に続いて、四大元素に基づくタイトルによる4曲を
2~5曲目に設定しました。
その最初が、この第2曲”土の未来~母なる大地へ”になります。
アジア大陸に地続きの国で日本の直ぐお隣の国=
韓国(大韓民国)の作曲家=陳圭英(チン・キュユン)氏に、
その作曲を託しました。

韓国の民族魂を感じさせるオーケストラの脈動に乗って、
氏の夫人であり韓国を代表するソプラノ歌手である
李丙烈(リー・ビュンリウル)女史のソプラノ独唱が、
母なる大地の感興をヴォカリーズで歌い上げます。

陳圭英氏は、ISCM(国際現代音楽協会)韓国支部の会長や
嶺南大学教授・音楽学部長等を歴任されている、
韓国の現代作曲界の重鎮の一人です。
お互いに幾度となく日韓両国を行き来しながら、
懇意にしている間柄です。

故ユン・イサン氏の生地でもある韓国南部のトンヨンの出身で、
そこで毎春に開催されている国際現代音楽祭の企画運営にも
近年は深く関わっておられるようです。
来年=2016年の開催は<ISCM音楽祭>を兼ねた
大規模なものになるそうです。

初めて面識を得たのは、
1996年の<大邱国際現代音楽祭>に招聘された時でした。
日本の農村の原風景を思わせてくれる韓国の気候・風土に
すっかり魅了された私は、以後、毎年のように訪韓して
様々な交流を展開することになったのです。
音楽や現代芸術を鎹にした国際交流は、
相互の精神が触発し合うようで、とても素敵です。


写真は、2009年9月に韓国・済州島で開催された
文化オリンピック=<デルフィック2009>の開会式での
民俗衣装が鮮やかで印象的なショットです。

$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-デルフィック2009開会式

このところ、韓国と日本の関係がギクシャクしています。
そのせいかどうかわかりませんが、
懇意にしていた韓国の現代作曲界との交流も、
私の周辺ではやや停滞気味です。
この残念な状況を、早く打開したいものです。