私の最大のライフワークである<PHONOSPHERE>シリーズについて、
あらためて紹介していきましょう。

PHONOSPHEREというタイトルは、
”フォノスフェール”と呼んでください。
音・声を意味する接頭語=PHONOと、
空間・領域を意味する接尾語=SPHEREを組み合わせた
造語で、”音空間”といった意味になるでしょうか。
私としては”交響曲”に変わる言葉として、
つまり”新時代の交響曲”といった意味を込めています。

現在のところのラインナップは次の通りです。

PHONOSPHERE Ⅰ
 ~尺八と管弦楽の為に(1993)
PHONOSPHERE Ⅱ
 ~室内オーケストラと空間の為に(1996)
PHONOSPHERE Ⅲ (2001)
 =連作共作「新世紀への讃歌」第1曲
PHONOSPHERE Ⅳ-a
 ~二十絃箏と管弦楽の為に(2010)
PHONOSPHERE Ⅳ-b
 ~ギターと管弦楽の為に(2010)
PHONOSPHERE Ⅳ-c
 ~箏、十七絃箏、管弦楽の為に(2020)

各曲についての紹介は、明日以降に順次アップしましょう。
楽譜についてのお問い合わせは、メッセージ・メール等でお便りください。

果たして何番まで書くことができるか判りませんが、
このシリーズをこれからも書き続けていきたいと思っています。

写真は、<PHONOSPHERE Ⅰ>が欧州初演された
ポルトガルでのワンカット、ユーラシア大陸最西端=ロカ岬です。

松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-ロカ岬