宇宙論や天文学が大好きな私です。
一昨年の3月14日、訃報が世界を駆け巡りました。
筋萎縮性側索硬化症(通称ルー・ゲーリック病)と
闘いながら、車椅子とコンピュータと人口音声装置を
駆使しつつ、最先端の宇宙物理学者として
世界を駆け巡りながら活躍してこられた
スティーヴン・ホーキング博士が、
2018年3月14日に逝去されました。
「ホーキング 宇宙を語る」は世界的なベストセラーとなり、
私の愛読書にもなりました。
独自のアイデアで、特異点問題を回避するために、
相対性理論と量子論を融合させた宇宙誕生モデルや
ブラックホールも蒸発する等、物理学界・宇宙論界に、
大きな影響を与え続けた存在でした。
人類の大きな頭脳を失った悲しみは、
とてつもなく大きなものです。
慎んでご冥福をお祈りいたします。
そして、人類の科学や医学の発展のために、
社会全体が基礎研究の重要性を忘れることなく、
研究者の環境を整備してほしいと考えます。