昨年4月の"モンゴル訪問記"を
朝の記事シリーズとしてアップしてきましたが、
そろそろ開きとなります。今日のvol.10が最終回です。
今回のモンゴル訪問に至った切掛は、近年になって
株式会社プリズムという素晴らしい会社を知ることができて、
その幹部の方々との交流が始まったことでした。
そのプリズム社は、
日本におけるプロジェクションマッピングのパイオニアで、
現在は創立地の札幌に加えて東京に大きな拠点を持ち、
プロジェクションマッピングのみならず、
照明、音響、舞台制作、企画制作等を包括するスタッフと
関連企業とのネットワークによる相乗効果で、
クオリティーの高い公演やプロジェクトを次々と具現している、
エンターテイメント技術企業として注目されています。
そして、近年になってモンゴルとの縁が出来たそうで宇、
まだ黎明期にあるモンゴルのエンターテイメント産業の
発展に寄与する目的で、モンゴルの首都=ウランバートルに
現地法人=合同会社フレー(以下、フレー社)を立ち上げて、
昨年にはウランバートル市街地の公園の一画に
未来的なフォルムのイベントスペース“ホワイトロックセンター”
を建設して稼働を始めているます。
またプリズム社は、フレー社の創設や同社への技術供与に留まらず、モンゴルの次代を担うエンジニアやアーティストの
雇用の創出にも主眼を置いておられます。
今年の1〜3月にはフレー社で採用したエンジニアの卵の研修を
プリズム社で受け入れておられました。
このような株式会社プリズムと合同会社フレーとのご縁の中で、
今回のモンゴル訪問が実現してという訳です。
両社の関係者の皆様にはひとかたならぬお世話になりました。
この場でも厚く御礼申し上げます。
モンゴルの文化芸術・エンターテイメント産業の発展、
そして日本を含むアジアや世界との文化国際交流の促進を、
私個人としても願ってやみません。