毎週月曜日の朝の記事シリーズとして
アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社
が発行している「国産鉄道コレクション」の
付録の模型の写真を中心に紹介していますが、
既に4年も続くシリーズになりました。
そこで、もう一度、第1巻からの記事を
毎夕の記事シリーズとして再掲載しています。

Nゲージサイズ模型

今回は第52巻になります。
目玉のNゲージサイズ模型の付録は、
20系ブルートレインの牽引機に相応しい
近代的なスタイルとカラーリングで1963年に登場した
EF60形直流電機機関車500番台でした。

「国産鉄道」第52巻パッケージ

では、パッケージを解いて、奥底から
読み所満載の冊子を出してみましょう。

第52巻冊子

巻頭記事は、国鉄時代の懐かしい写真に彩られた
クモニ13形直流荷物電車の特集でした。
嘗ては首都圏の通勤路線では、国鉄でも私鉄でも、
荷物扱いの電車が走っていたものでした。

クモニ13形直流荷物電車

続く記事は、石川県で1977年まで走っていた
ナロー鉄道、尾小屋鉄道の主力気動車、
キハ3が取り上げられていました。

キハ3

一方、鉄道員総裁や鉄道大臣まで歴任した工学博士、
明治期の鉄道の発展を支えた人物、
仙石貢の特集も読み応え満点です。

仙石貢

その他、このところの駅舎シリーズは、
今でも昭和初期に建設された重厚華麗な姿で残る
神戸駅舎の特集でした。

神戸駅舎

巻末に本号の主役=EF60形直流電気機関車500番台の
特集記事が颯爽と登場します。
ブルートレインの牽引に似つかわしい、
近代的な容姿とカラーリングは、
今見てもスマートな名機です。

EF60形直流電気機関車500番台

そして、そのNゲージサイズ模型の写真です。
なかなか精巧な出来栄えです。

Nゲージサイズ模型