東日本大地震・大津波の直後に作曲〜<絆~KIZUNA~独奏琵琶の為に> | 松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~

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3月2日に、洗足学園音楽大学〖大学院邦楽演奏会〗で
邦楽器作品最新作が初演されることに因んで、
私の邦楽器作品の紹介を続けています。

#####<絆~KIZUNA~独奏琵琶の為に>#####

2011年 田原順子委嘱作品 演奏時間:9'~10'

初演:2011年7月28日 / 門仲天井ホール
   ~弾き・語り・琵琶~田原順子

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初演公演のチラシに掲載されているコメントを転載します。

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2007年の笛、鼓とのトリオ「琵琶悠遊」に始まり、
弦楽コンチェルト「悠久の書」、
ヴァイオリンとのデュエット「Contrastrings No.2」、
そして独奏曲としては「波唄」に続き2曲目。
琵琶の調絃の特性と開放絃の響きの魅力を核として、
同一調絃の4・5絃による微分音や左手のピツィカート等の
高度な現代的奏法も駆使する、
新しい琵琶の世界が創出される。
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タイトルの<絆-KIZUNA>ですが、
この曲を書こうとしていた矢先に東日本大地震が発生して、
暫く作曲が滞ってしまいました。
そこから、様々な輻輳を乗り越えて、
もう一度心を落ち着けて作曲に臨もうとした時に、
「タイトルとしては今回は"絆"しかないな!」
と直感したのです。

相当な難曲に仕上がった作品でしたが、
田原さんの渾身のパフォーマンスが、
一期一会の感興を巻き起こしてくれました。
初演の後には、田原さんのお弟子さんの
若手演奏者の皆さんが演奏してくださっています。

写真は、アジアの魂を色濃く感じさせてくれる楽器である
琵琶に因んで、蓮の花のカットにします。

$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-蓮の花