大相撲初場所が荒れに荒れています。
進退を懸けて出場した横綱:稀勢の里は初日から三連敗で、
遂に引退を発表するという、寂しい事態になりました。
初日から三大関全員に土がつき、
豪栄道と栃ノ心は何と4連敗、
栃丿心は途中休場となりました。
また、場所前にインフルエンザにかかってしまった
大関:高安も序盤で3敗を喫して、
中盤も星を落としています。
下手をすると大関が全員負け越しという
不名誉な事態になりそうです。
また、横綱:鶴竜も序盤で2敗してさらに故障もして
途中休場となってしまいました。
優勝争いに踏みとどまったのは、横綱大関陣の中では
白鵬だけという有様になってしまいました。
その白鵬も、序盤の内容は正にハラハラ相撲で、
持ち前の反射神経で辛うじて星を拾ったケースが
三番もありました。
何とか中盤で建て直してきてはいますが・・・。
また、初日から6連勝で優勝争いの主役に躍り出そうな
気配を漂わせていた小結:御嶽海が、
六日目の正代戦で土俵際で踏ん張った時に左膝を傷めてしまい、
これまた休場となってしまいました。
ところが、その御嶽海が今日十一日目に復帰出場して、
いきなり白鵬と対戦となり、しかも堂々と押し出して
全勝の横綱に土をつける殊勲の星をあげました。
しかし、勝ち名乗りを受ける際の蹲踞も苦しげで、
支度部屋へ引き上げる足取りも左足を引き摺る様子で、
明日以降に無理を重ねてほしくないと思ってしまいました。
膝は、相撲に限らず、アスリートの生命線に関わる
非常に重要な部位ですから、来場所以降への心配が募ります。
何とか勝ち越しをと考えているのかもしれませんが、
長期の休場などの事態に繋がらないことを願ってやみません。
さて、こうなってくると、序盤を1敗で乗り切った
先場所優勝の関脇:貴景勝に期待がかかったのですが、
御嶽海が膝を傷めた一番の次の相撲で土がついて
優勝争いから後退してしまうといった具合で、
主役不在の場所になりそうな荒れ模様に、
拍車がかかってきたのでした。
しかし、ここ二日間の相撲はまた素晴らしく、
3敗を守っていますから、大関昇進への望みもまだあります。
今日11日目を終えた段階での優勝争いは・・・
1敗=横綱:白鵬
2敗=関脇:玉鷲
3敗=関脇:貴景勝 前頭8:魁聖 前頭9:遠藤
前頭14:千代の国
となっています。
果たして優勝の行方や如何に!
白鵬がこのまま突っ走るのか?
貴景勝が白鵬を破って11勝以上を挙げれば大関昇進も!?
はたまた玉鷲や千代の国に優勝が転がり込むのか?
(しかし千代の国も休場になってしまいました・・・)
その玉鷲が明日の白鵬戦を勝って台風の目となり
初優勝や大関昇進への足掛かりを掴むのか?
魁聖や人気力士の遠藤がどこまで星を伸ばすのか!
荒れた場所なりに楽しめる終盤になってほしいものです。
