大相撲初場所が始まっていますが、
初日から大荒れの様相を呈しています。
まず初日、三大関に相次いで土がつき、
横綱の白鵬と鶴竜は危なげなく勝ったものの、
今場所に進退を懸けて出場に踏み切った稀勢の里は、
小結:御嶽海に完敗とてしまいました。
その後、稀勢の里は全く力を出せない相撲が続いて
先場所の初日から4連敗に続いて今場所も3連敗となり、
とうとう今朝方に引退が発表されました。
待望久しかった日本人横綱の誕生に沸いた二年前、
横綱昇進を決めた初優勝と、新横綱の場所で
連勝街道をひた走りながら終盤の日馬富士戦で怪我を負い、
それを乗り越えて千秋楽で大関:照丿富士を本割りと
優勝決定戦を続けて撃破しての奇跡の逆転優勝が、
稀勢の里関の活躍の頂点となってしまいました。
YouTube / 稀勢の里が初優勝 vs 白鵬
優勝パレード インタビュー 横綱昇進 ハイライト
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YouTube /【大相撲】新横綱稀勢の里が逆転優勝!
本割り・優勝決定三・そして表彰式で涙
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横綱としては短命に終わってしまいましたが、
朝青龍時代から白鵬時代にかけて
モンゴル力士旋風が吹き荒れる中で、
それに対抗する日本人力士の筆頭と目され続けて
長らく三役から大関の地位で踏ん張り続けて、相撲人気を
支えてきた功績は非常に大きかったと言えるでしょう。
尚、引退後は年寄:荒磯を襲名して、
更新の指導にあたるということです。
晩年に連続優勝を果たした横綱としては、
往年の名力士=照國が思い起こされます。
また横綱としては短命に終わったものの
人気があった力士としては、吉葉山も思い起こされます。
二桁回数の優勝を重ねる大横綱は記録に残りますが、
優勝回数が少ないながら相撲界に記憶と彩りを残してくれる
名力士の存在もまた貴重です。
稀勢の里関に、感謝のエールを贈りたいと思います。
さて、稀勢の里が引退、
横綱:鶴竜が三日目を終わって早くも2敗、
大関陣も三人とも星が上がらない中で、
先場所に小結で初優勝した貴景勝と
昨年に関脇で初優勝を遂げた小結:御嶽海が
好調な土俵を見せて星を挙げています。
また、前頭二枚目に上がってきた錦木が急速に地力を上げて
二桁勝ち星を狙える勢いを見せています。
横綱大関陣で只一人安定している白鵬と、
これらの上位陣若手を中心に、今場所の優勝争いが
展開されていくことになりそうです。
特に注目されるのは、貴景勝です。
昨年五月場所は前頭10枚目で10勝5敗、
同七月場所は前頭5枚目で10勝5敗、
同九月場所は小結で9勝6敗、
同十一月場所は関脇で13勝2敗(初優勝)と
安定性を示しながら躍進しています。
昇進直前3場所で33勝という一般的な目安を勘案すると、
今場所で11勝以上を挙げれば、大関の声がかかりそうです。
12勝以上、もしくは連続優勝となれば文句無しでしょう。
横綱大関陣に陰りが見えてきて、大相撲は世代交代期に
入ってきているように思われます。
