月曜日の朝一番の記事は、
Nゲージサイズ模型が付録についてくる雑誌、
「国産鉄道」の紹介を続けています。

アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社発行
「国産鉄道コレクション」の記事と付録模型の紹介、
今回は第84巻になります。

毎号のお楽しみ、Nゲージサイズ模型の付録は、
京阪神を結ぶ新快速として大活躍をした後、
ドア付近をロングシート化改造を施されて
300番台となって福知山線等に投入された
117系直流近郊型電車の先頭車、クハ117形でした。

「国産鉄道」第84巻パッケージ

さて、いつものようにパッケージを解いて、
奥底から冊子を取り出しましょう。

第84巻冊子

第81号から編集パターンが変わって、
巻頭記事が付録模型の形式の解説になっています。
117系の2ドア近郊型という思いきったコンセプトは、
今見ても機能的に映ります。

117系直流通勤形電車

続くページには、中京地区に投入された
修学旅行用電車、159系の特集でした。
修学旅行専用電車の第一弾は155系で、
3人掛け+2人掛けの詰め込みレイアウトでしたが、
この159系は一般運用も視野に入れて、
2人掛け+2人掛けになっています。

159系電車

更にページをめくると、14系座席客車の特集でした。
固定式座席ではなく転換クロスシートにして
特急並みの設備の客車として固定編成で運用されました。
私も、少年期の家族旅行の旅先で、
夜行臨時急行に乗ったところがこの14系座席車で、
乗り心地がよくて綺麗で嬉しかった記憶があります。

14系座席客車

一方、"日本国有鉄道の誕生"という、
明治期から大正期にかけての日本の鉄道史についての
重要な特集記事も組まれていました。

日本国有鉄道の誕生

そして、このところの巻末記事の恒例の観光列車紹介、
JR九州の"A列車で行こう"が紹介されていました。
ジャズとお酒を楽しみながら、熊本から天草への
アクセスの旅路を行く列車です。

A列車で行こう

お楽しみのNゲージサイズ模型は、
117系近郊形直流電車クハ117形です。

117系近郊形直流電車クハ117形