一昨日=6日に東京・大田区総合体育館で行なわれた
ボクシングのダブル世界タイトルマッチは、
2試合ともに日本選手の快勝となりました。

先ずWBC世界ライトフライ級タイトルマッチのニュースから。
プロ・デビュー6試合目で世界王座に挑戦となった
井上尚弥は、減量失敗で精彩を欠くチャンピオンの
アドリアン・エルナンデス(メキシコ)を
序盤からスピードで圧倒していました。
ところが、3ラウンドに突如左太股の裏がつってしまい、
得意のフットワークが使えない苦しい展開になりました。
まだ若く成長期にある井上は8キロもの減量が必要で、
その影響もあってのアクシデントだったそうです。
しかし、接近戦を得意とするチャンピオンに
果敢に撃ち合いを挑み、6回に右フックの強打を
見事に打ち込み、レフェリーストップのTKO勝ちを収めました。

トレーナーで父親の真吾さんとの二人三脚で
ここまで上り詰めてきた井上選手親子に、
拍手を贈りたいと思います。

神奈川・相模原青陵高時代に全日本選手権など
アマチュア7冠を達成し、2012年10月にプロデビュー、
2013年は日本王座と東洋太平洋王座をともに
日本選手最速タイで獲得して、急速に評価を高めてきた
井上尚弥の壮絶な王座奪取劇は、
プロとしての魅力を感じさせてくれる素晴らしいファイトで、
インタビューで「具志堅(用高)さんの連続13回防衛を
塗り替えるのが最終目標」と宣言したことが、
本当に実現する可能性を感じさせてくれた内容でした。

おめでとう!井上尚弥選手!

YouTube / 怪物井上尚弥が2戦目で王座獲得!
        圧巻の5回TKO勝ち!
(プロ2戦目で東洋太平洋王座を奪取した試合の5回の模様)



一方のWBC世界フライ級タイトルマッチでは、
同級王者=八重樫東が、挑戦者の同級8位=
オディロン・サレタ(メキシコ)を
9回2分14秒にKOで下して3度目の防衛に成功しました。
打ち合いから右のカウンターでサレタをマットに沈めた
見事なKO劇でした。

八重樫は、2011年10月にポンサワン・ポープラムック(タイ)に
TKO勝ちしてWBA世界ミニマム級王座を獲得しました。
2012年6月にWBC同級王者だった井岡一翔(井岡)との
王座統一戦に判定で敗れて王座から陥落しました。
その後フライ級に上げて、2013年4月に五十嵐俊幸を判定で破り、
WBC世界フライ級王座を獲得して世界王座に返り咲きました。
そして、同年8月にオスカル・ブランケット(メキシコ)に
判定勝ちして初防衛、同年12月にはエドガル・ソーサ(メキシコ)
を判定で下して2度の防衛を果たしてきました。
今回で3度目の防衛となります。

おめでとう!八重樫東選手!

YouTube / ボクシング 八重樫東選手 KO集