音楽大学を目指す皆さん、冬休みを有効に使って、
準備を万全にして、2~3月に行われる所が多い、
一般入試に臨んでください。

音楽大学のおける「音楽教育」という分野は、
一般の方にはあまり馴染はないかもしれませんが、
随分古い歴史をもっています。

現在の東京藝術大学につながる音楽取調掛を改称して
1887年に設立されて1890年に開校した東京音楽学校は、
1893年~1899年の間は東京高等師範学校附属音楽学校と
なりましたが、1899年に再独立して東京音楽学校に戻りました。
つまり、日本の西洋音楽の導入と教育制度の整備は、
明治時代の黎明期から既に密接な関係にあったということです。

そして、その後に続々と設立された私立の音楽大学には、
必ずと言ってよい程、音楽教育専攻の
「科」や「コース」が設けられてきたのです。
音楽大学は、音楽家(作曲家や演奏家)を育成する
高等教育機関として認知されていますが、
同時に、音楽教員の育成という機能も負ってきた訳です。

ところで、少子化による就学人口の減少による、
音楽教員の採用件数の漸減といった社会環境の変化、
一方で、公共の会館や民間のカルチャースクール等の、
学校教育以外の場、つまり生涯学習というフィールドが、
近年徐々に脚光を浴びてきています。
またそこには、アート・マネージメントといった要素も、
密接に絡んできていると考えられます。

さて、私の勤務先=洗足学園音楽大学では、
この程、音楽教育コースの入学者募集を
リニューアル・オープンしました。
入学前の音楽経験の指向性分野の如何を問わず、
入試へのアプローチが可能という、
現代社会のニーズに即したコースとして、
再発進を目指しているという訳です。

演奏のみならず。音楽やその教育や普及に
総合的に関っていきたいという夢をお持ちの受験生の、
積極的なアプローチをお待ちしています。

私は先頃、とある教育実習生がお世話になっている
神奈川県下の公立中学校を訪問してきました。
校長先生以下、多くの先生方の暖かな眼差しの下に、
研鑽を積む機会を得ていた学生は、
とても貴重な経験を積んでいるようでした。

また、私のよく知る卒業生は、
(音楽・音響デザインコース卒業ですが)
某教育系出版社の有力な戦力として、
海外留学(アメリカ)と並行しながら
とあるプロジェクトのスタッフを務めていますし、
その同級生のもう一人は、
常勤スタッフとして同社に通っています。
今後は、こういったタイプの卒業生も、
音楽教育コースから続々と輩出される時代が来ると
私は考えているのです。

私自身、毎年何度も川崎市内に某小学校に
断続的にお邪魔をして、「音楽づくり」の授業を
1~3年生のクラス行なっています。
元気のよい小学生と一緒に「音楽づくり」・・・
とても楽しい経験です。
他者とのコミュニケーションを図りながら、
一生懸命自分たちのアイデアを出し合って、
世界に一つの集団即興創作ステージを創っていく様子は、
実に尊いものに感じられます。

洗足学園音楽大学には、独習をサポートする
<オンラインスクール>もあります。
世界中の何処にいても、インターネット環境さえあれば、
「楽典」や「聴音」の独習が可能です。
http://www.senzoku-online.jp/index1.php

2013年12月22日(日)~12月25日(水)には、
<冬期受験準備講習会>が行われます。
既に申し込みは締め切られていますが、
興味がある方は入試センターにアクセスしてみてください。
http://www.senzoku.ac.jp/music/
examination/event/workshop.php

12月24日(火)と25日(水)の両日には、
<学校説明会&相談会>も開催されます。
両日ともに15時に2号館3階2302教室にて受付、
15時30分から学校説明会、そして16時から
キャンパスツアー及び相談会というタイムテーブルです。
http://www.senzoku.ac.jp/music/
examination/event/setsumeikai.php

音楽教育コースの説明や受験相談も行ないますので、
興味のある方が是非ご来場ください。

・・・冬景色のキャンパス中庭・・・
$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-中庭の紅葉風景2

・・・新校舎シルバーマウンテンとe-cubeの夜景・・・
$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-シルバーマウンテンとe-cubeの夜景