今年のNHK大河ドラマ「平清盛」が、
いよいよ終盤を迎えています。
相変わらず低視聴率が取り沙汰されてもいますが、
私はこの「平清盛」を非常に興味深く思っています。
毎週楽しみにワクワクしながら観ているのです。

綿密な時代考証に基づく衣装や大道具やディーテール、
野外光線を思わせる最新の技術による映像、
吉松隆さんのテーマ音楽と密接にリンクした劇中の謡、等々、
見どころ満載、聴きどころ満載だと思うのですが・・・
ひょっとすると、未だに現実には有り得ないような
絢爛豪華な平安絵巻のような雅びやかな平家物語を
期待する向きが未だに強いということでしょうか。
(もしもそうだとすると、何と時代遅れなことか!)

平家物語は、実は武士が主人公の物語です。
源氏による初めての幕府が誕生する鎌倉時代の直前、
つまり武士が政権を握る時代の先駆けとして、
新しい世の中を切り開いた革新者を、
主人公として描いている物語です。
ですから、旧体制の藤原一問の貴族や王家との確執は
当然起こり得る訳で、時に厳し暗鬱とした展開も
出てくることもあります。
それをここまで正視して描いてくれているこの大河ドラマは、
鎌倉時代の直前に平家の時代が在ったことの意味を、
私たちによく理解させてくれます。

是非とも、最後まで全放送回を見届けたいと思っている、
ドラマフリークの私です。


番組公式HPのURLはこちらです。
http://www9.nhk.or.jp/kiyomori/

テーマ音楽のYouTubeをリンクしておきましょう。