あらためてこのシリーズの紹介をしていきましょう。
二重奏作品群=DISTRACTIONシリーズと並ぶ
私の室内楽分野におけるライフワークに、
PHONOシリーズがあります。
このシリーズは、第2作以降は独奏曲になっていますが、
第1作は、まずサクソフォーンもしくはクラリネットと
打楽器の為の二重奏作品として誕生しました。
作曲当時に懇意にしていただいていた、
打楽器・マリンバ奏者=藤井むつ子氏とのご縁が、
この作品の誕生の背景として重要な要素でした。
藤井さんとは、今でも駒場東大前に在る
「Cafe Ensemble」を拠点とした自主コンサート等、
様々な企画でご一緒させていただきました。
そういった協働作業の中から、
この作品や同シリーズ第5番(マリンバ独奏曲)等が、
誕生していったのです。
フォノ=PHONO というタイトルは、
音そのものの持つ力やエネルギーに興味があった私が、
その想いを単純に表わしたものです。
西洋音楽の流れを汲む現代音楽の世界では、
ともすると楽曲の構成や構造の理論にばかり、
その興味が集中する傾向がありますが、
当時の私は、アジア・日本の持つ楽器や音楽に見られる、
音そのもの個性や存在感に、心を惹かれ始めていたのです。
結局は第2作以降は独奏作品群になっていった
この<PHONOシリーズ>は、
二重奏作品群<DISTRACTIONシリーズ>と並んで、
私の小編成室内楽作品のライフワークの柱と
なっていったのです。
明日以降、徒然に、このシリーズの作品を
紹介していくつもりです。どうぞお楽しみに!
この<PHONO>シリーズの記事には、
南大東島にある鍾乳洞=星野洞のショット、
自然の造形の奇蹟的神秘をアップしていきましょう!
星野洞に一歩足を踏み入れると、眼前(眼下)に、
このような、息を飲むような、神秘的な光景が拡がります。
