松尾祐孝の自作品紹介です。

###PHONOSPHERE Ⅱ
       ~室内オーケストラと空間の為に(1996)###
        松尾祐孝第2回個展出品作品

演奏時間:約16分
初演:1996年6月/東京文化会館 小ホール
   松尾祐孝第2回個展
演奏:指揮=松尾祐孝 トランペット=曽我部清典 
室内orch.=フォノスフェール・ミュージカル・アンサンブル 

ここ数日にご紹介したシリーズ第1作の初演や海外楽旅での大成功の後、
私は謂わば虚脱状態になり、スランプに陥ってしましました。
そのような自分を自ら鼓舞すべく、
1996年6月に、第2回個展を開催することにしたのです。
(作曲家の世界では自作品の発表演奏会を個展と称します。)
そのプログラムの最後を飾る曲として、この作品を書いた訳です。

シリーズ第1作の邦楽器(尺八)と大管弦楽の織りなす色彩的音空間
とは対照的に、西洋楽器のみの室内管弦楽のメカニカルな音象と、
舞台中央・左・右に配置された打楽器と客席後方のトランペットが、
多元的な音空間を生成するという作品になりました。

自分自身で指揮する自作自演コンサートになり、
客席には(シリーズ第1作を世に送り出していただいた)
大野和士氏も駆けつけてくださったことが、
嬉しい想い出です。

残念ながら一般にお聴きいただける録音は発表されていません。
近年中に再演ができれば良いのですが・・・


さて今日の写真は、世界的な音楽の殿堂、
ニューヨークのカーネギーホールの外観です。

$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-カーネギーホール外観