JSCM=日本現代音楽協会の2012年度体制が始動しました。

JSCM=日本現代音楽協会は、
1930年に新興作曲家連盟として誕生した団体で、
日本の現代音楽作曲家の統括団体として
既に80年を超える歴史を有しています。
2010年度と2011年度には、
<創立80周年記念事業>を展開しました。

JSCMは、ISCM=国際現代音楽協会(1923年創設)の
日本支部としても長い歴史を重ねています。
加盟国の持ち回りで毎年世界のどこかで開催される世界音楽祭は、
嘗ては<Would Music Days>という名称でしたが、
現在では<World New Music Days>と呼称されています。

1970年頃の高度経済成長期以来、その世界音楽祭の日本開催が、
国際世論として強く望まれましたが、
諸般の事情からなかなか実現できない状況が続きました。
結局、私が委員(現在の理事)に就任した頃から、
俄に日本開催の気運が盛り上がり始め、
私が事務局長を務めた1998年度から2002年度の中で、
世界音楽祭の開催準備と企画策定と開催と事後処理が
丁度収まる形になり、日本は21世紀開幕の年に
漸く国際的な責務を果たすことができたのでした。

この辺りの事情と、その世界音楽祭となった
<ISCM世界音楽の日々2001横浜大会
~日本現代音楽協会新世紀音楽祭>
の「実行委員長回想録」を、このブログの
9月~10月の記事に多数アップしてありますので、
お時間の許す時にご覧ください。
懐かしい写真も満載です。

さて、この日本現代音楽協会ですが、
とても民主的な運営を行なっています。
理事選挙は毎年行ないますし、その理事会内での互選による
会長と事務局長の選挙も毎年行われます。
また、会長と事務局長の最長連続就任年限は
5年と定められています。

社会環境が極めて厳しいこの所の協会事務局の切り盛りという
重責を果たしてこられた佐藤昌弘前事務局長が、
昨年度で5年連続の任期満了となられましたので、
事務局長は交代が前提となっていた今年の互選でしたが、
何と私が再び事務局長に推挙されるということになりました。
身に余る重責ではありますが、微力を尽くしてまいります。
皆様どうぞよろしくお願いいたします。

その他、部署組織の改編も断行され、
2012年度体制は新世代JSCMの始動初年度
といった雰囲気になってきています。

### 日本現代音楽協会2012年度役員体制 ###

◉会長:坪能克裕  ◉事務局長:松尾祐孝
◉副会長:佐藤昌弘 中川俊郎
◉ISCM専任理事:福井とも子
◉会計監査役:峰村澄子 柳田孝義  
◉会計担当理事:神津 裕  ◉財務委員長:末吉保雄
◉事業部長:福士則夫  ◉広報部長:山内雅弘
◉国際部:福井とも子
◉現代音楽教育プログラム研究部会長:糀場富美子
◉現音アーカイブス長:末吉保雄
◉理事:遠藤 雅夫  金子 仁美  北爪 道夫
    糀場富美子  神津 裕 三枝木宏行
    三枝 成彰 佐藤 眞 佐藤 昌弘
末吉 保雄 鈴木 純明 坪能 克裕
中川 俊郎 福井とも子 福士 則夫
松尾 祐孝 松平 頼曉 宮崎 滋
山内 雅弘 湯浅 譲二

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この中で、事業部の中にいくつかのWG(ワーキンググループ)
が設置され、目下活発な意見交換や各種検討が行われています。
もう少し具体的な段階になりましたら、これらWGについても
ご紹介したいと思います。

そしてこの記事の最後に・・・
こういった役職は、全て名誉職(ボランティア)
なのだということです。
各自それぞれに仕事や作曲で多忙な日常を抱えながら、
日本現代音楽界の基盤整備や発展の為、
現代音楽作曲界の更なる発展の為に、
運営や企画に携わっているのです。
そのような団体がもう80年以上も継続している・・・
素晴らしいことです。

JSCM=日本現代音楽協会では、
サポーター(維持会友)を募集しています。
詳しくは、日本現代音楽協会HPをご覧ください。
http://www.jscm.net/


写真は、このところの再開発ですっかりモダンに変貌を遂げた
五反田から大崎にかけての目黒川界隈の風景です。
日本現代音楽協会の事務局は、この近所に在ります。

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