「オルフェウス室内管弦楽団」をご存知でしょうか。
指揮者を置かないオーケストラとして世界的に有名な楽団で、
ニューヨークを拠点に活動をしています。
リリースされている録音も多く、
また教育的なプロジェクトにも積極的です。

1972年に創設された、このオルフェウス室内管弦楽団は、
世界中の音楽愛好家から注目され続けている存在です。
各国の評論家たちによって「音楽界の大いなる驚異の一つ」、
「世界がかつて聴いた中で最も偉大な室内管弦楽団」
などとも評されています。

この楽団は、指揮者を置かず曲ごとにリーダー役を替え、
リハーサル中は各々が自由に意見を述べ合い、
団員皆で音楽を創りあげていく、
というユニークな演奏創造方法をとっています。
ですから必然的に一人一人が高い能力を持ち、
お互いがその主体性を信頼し尊重しあうことが必要となり、
長年にわたりこのオーケストラが最高水準を保っている
秘訣にもなっていると思われます。

現代を意識した曲目やソリストが登場する、
プログラミングの展開もまた、この楽団の魅力です。

現代の作曲家とのコラボレーションも積極的に行っています。
アメリカはもとより世界中の現代作曲家との
協働作業をこれまでも進めてきていますし、
最近は若手作曲家の紹介にも積極的です。

また、世界的なソリストとの協演を
公演の看板の一つにしているようです。
アイザック・スターンをはじめとして、
ギドン・クレーメル、イツァーク・パルマン、ギル・シャハム、
ヨーヨー・マ、ミッシャ・マイスキー、ラド・ルプー、
マルタ・アルゲリッチ、アルフレート・ブレンデル、
マレイ・ペライア、ピーター・ゼルキン、内田光子、
ペータ・シュライヤー、アンネ・ゾフィー・フォン・オッター、
ドーン・アップショウ、ルネ・フレミング等を含む、
多数の現代を代表するアーティストを招いています。

公演の拠点は、ニューヨークのカーネギーホールです。
2000年に3部門、2001年にも1部門で、
グラミー賞を受賞していることも特筆されます。

その「オルフェウス室内管弦楽団」が、
目下来日公演中です。今日は18時開演で、
藤沢市民会館大ホールで演奏会があります。

ロッシーニ/歌劇「アルジェのイタリア女」序曲
モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調 
       K. 219「トルコ風」
           独奏:礒絵里子
メンデルスゾーン/交響曲第4番 イ長調 Op.90
         「イタリア」

http://f-mirai.jp/arts/schedule1.html

更に明日は大阪公演(ザ・シンフォニーホール)です。
開演は15時ということです。

ロッシーニ:歌劇 「アルジェのイタリア女」序曲
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
           独奏:五嶋龍
メンデルスゾーン:交響曲 第4番「イタリア」

http://tutti-classic.com/concert/3303

皆さんも是非、この特異で素晴らしいオーケストラの
精緻なアンサンブルを目の当たりにしてみませんか。


写真は、カーネギーホールの貫録ある外観です。
正にクラシック音楽の殿堂という雰囲気ですね!

$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-カーネギーホール外観