非常に特殊な楽器編成の作品が日本初演されました。
イタリアの鬼才=サルヴァトーレ・シャリーノの
<海の音調への練習曲>
-カウンターテナー、フルート四重奏、
サクソフォーン四重奏、パーカッション、
100本のフルート、100本のサクソフォーンによる-
という作品でした。
フルートとサクソフォーンをこんなに大勢終結させることは、
学生が多く在籍しているこの音大しかない!ということで、
フルート群とサクソフォーン群を担当したのは、
私の務める洗足学園音楽大学の学生達でした。
2000年にアッシジで行われた世界初演では、
フルート群とサクソフォーン群はともに68名だったそうですが、
今回はその部分を洗足学園音楽大学が担当して、
その世界初演を上回る人数でほぼ100名ずつに近い人数を集めて、
日本初演の陣容に参画しました。
この作曲家独特の極端に切り詰められた
音と音色のたゆたう音空間を、
この作品の世界初演の指揮も務めた
マルコ・アンジュス氏の指揮の下に演奏したのです。
約30分にわたって連綿と紡いでいく音楽に
学生達は見事な集中力で臨み、真摯に演奏していました。
終演後は大きな拍手に包まれました。
来日されていた作曲家本人も満面の笑みを湛えて、
演奏にすっかり満足した様子で拍手に応えておられました。
世界最先端の作品の日本初演に参加できた学生は、
きっと大きな刺激を受けて、
今後の研鑽や活動の励みとなることでしょう!
素晴らしい経験に恵まれて、羨ましい思いさえします。
音楽家への道、頑張ってください!
#######コンポージアム2011#######
~サルヴァトーレ・シャリーノを迎えて~
2012年1月17日(火)19:00開演
東京オペラシティ コンサートホール
指揮=マルコ・アンジュス 1)~4)
フルート=マリオ・カローリ 2)
カウンターテナー=彌勒忠史 4)
パーカッション=安江佐和子 4)
フルート四重奏=斎藤和志 大久保彩子
多久潤一朗 木ノ脇道元 4)
サクソフォーン四重奏=平野公崇 大石将紀
西本 淳 田中拓也 4)
洗足学園音楽大学フルートオーケストラ
&サクソフォンオーケストラ 4)
東京フィルハーモニー交響楽団 1)~3)
プログラム:
シャリーノ/オーケストラのための<子守歌>
シャリーノ/フルートとオーケストラのための
<声による夜の書>
シャリーノ/<電話の考古学>
-13楽器のためのコンチェルタンテ
シャリーノ/<海の音調への練習曲>
-カウンターテナー、フルート四重奏、
サクソフォーン四重奏、パーカッション、
100本のフルート、
100本のサクソフォーンによる-
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