フルート100本&サクソフォン100本!?〜シャリーノ<海の音調>日本初演 | 松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~

松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~

創造芸術は人間の根源的な表現欲求と知的好奇心の発露の最も崇高な形。音楽家・作曲家を目指す貴方、自分の信じる道(未知)を進んでいきましょう。芸術・音楽・文化と共に人生と社会を豊かにしていきましょう。~頑張れ日本!〜がんばろうニッポン!

1月16日に開催された<コンポージアム2012>で、
非常に特殊な楽器編成の作品が日本初演されました。

イタリアの鬼才=サルヴァトーレ・シャリーノの
<海の音調への練習曲>
-カウンターテナー、フルート四重奏、
サクソフォーン四重奏、パーカッション、
100本のフルート、100本のサクソフォーンによる-
という作品でした。

フルートとサクソフォーンをこんなに大勢終結させることは、
学生が多く在籍しているこの音大しかない!ということで、
フルート群とサクソフォーン群を担当したのは、
私の務める洗足学園音楽大学の学生達でした。

2000年にアッシジで行われた世界初演では、
フルート群とサクソフォーン群はともに68名だったそうですが、
今回はその部分を洗足学園音楽大学が担当して、
その世界初演を上回る人数でほぼ100名ずつに近い人数を集めて、
日本初演の陣容に参画しました。
この作曲家独特の極端に切り詰められた
音と音色のたゆたう音空間を、
この作品の世界初演の指揮も務めた
マルコ・アンジュス氏の指揮の下に演奏したのです。

約30分にわたって連綿と紡いでいく音楽に
学生達は見事な集中力で臨み、真摯に演奏していました。
終演後は大きな拍手に包まれました。
来日されていた作曲家本人も満面の笑みを湛えて、
演奏にすっかり満足した様子で拍手に応えておられました。

世界最先端の作品の日本初演に参加できた学生は、
きっと大きな刺激を受けて、
今後の研鑽や活動の励みとなることでしょう!
素晴らしい経験に恵まれて、羨ましい思いさえします。

音楽家への道、頑張ってください!

#######コンポージアム2011#######
  ~サルヴァトーレ・シャリーノを迎えて~

2012年1月17日(火)19:00開演
東京オペラシティ コンサートホール

指揮=マルコ・アンジュス 1)~4)
フルート=マリオ・カローリ 2)
カウンターテナー=彌勒忠史 4)
パーカッション=安江佐和子 4)
フルート四重奏=斎藤和志 大久保彩子 
        多久潤一朗 木ノ脇道元 4)
サクソフォーン四重奏=平野公崇 大石将紀        
           西本 淳 田中拓也 4)
洗足学園音楽大学フルートオーケストラ
       &サクソフォンオーケストラ 4)
東京フィルハーモニー交響楽団 1)~3)

プログラム:
シャリーノ/オーケストラのための<子守歌>
シャリーノ/フルートとオーケストラのための
              <声による夜の書>
シャリーノ/<電話の考古学>
      -13楽器のためのコンチェルタンテ
シャリーノ/<海の音調への練習曲>
      -カウンターテナー、フルート四重奏、
       サクソフォーン四重奏、パーカッション、
       100本のフルート、
       100本のサクソフォーンによる-

#########################

$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-コンポージアム2011

洗足学園音楽大学ホームページのトップ頁はこちらです。
http://www.senzoku.ac.jp/music/index.html

同大学ホームページの管楽器コースのコーナーはこちらです。
http://www.senzoku.ac.jp/music/school/
course/wind/news.html#archive