音楽の勉強は、自分の専攻する分野や楽器のみを
ただひたすらに練習すれば良いというものではありません。
勿論、専攻の練習の積み上げは最大限に必要ですが、
音楽そのものについての愛好心や知識も
並行して積み上げていかないと、
真のプロ・音楽人にはなれません。
音楽の知識・蘊蓄は、それはそれで、また楽しいものです。
例えば、バロック時代の頃、
作曲家は作品を6曲一纏めにして、
王侯貴族等に献呈するという慣習がありました。
ですから、あの有名なJ・S・バッハの作品群、例えば、
「ブランデンブルグ協奏曲」「フランス組曲」
「イギリス組曲」はそれぞれ第1番~第6番の6曲組みです。
無伴奏ヴァイオリン作品集も、
「ソナタ」3曲と「パルテフィータ」3曲と計6曲組みです。
ほぼ同時代のイタリアの作曲家に、
アントニオ・ヴィヴァルディが居ますが、
その作品群の中で日本で極めて人気の高い作品があります。
そう!協奏曲集「四季」です。
この作品は、「春」「夏」「秋」「冬」が
それぞれ3楽章で構成される当時の協奏曲様式の再終形で、
独奏ヴァイオリンがコンサートマスター(合奏部の首席奏者)と
二人で独奏群を形成する場面も多く、
合奏協奏曲の時代から独奏協奏曲の時代への移行期、
ポリフォニー音楽からホモフォニー自由和声様式への移行期、
バロック時代から古典派への移行期、
ということがよく解ります。
この「四季」ですが、実は4曲組みの曲集として
出版されたものではないのです。
実は、下記のような曲集なのです。
アントニオ・ヴィヴァルディ/<和声と創意の競演>作品8
◉ 協奏曲第1番 ホ長調「春」
◉ 協奏曲第2番 ト短調「夏」
◉ 協奏曲第3番 ヘ長調「秋」
◉ 協奏曲第4番 ヘ短調「冬」
◉ 協奏曲第5番 変ホ長調「海の嵐」
◉ 協奏曲第6番 ハ長調「喜び」
◉ 協奏曲第7番 ニ短調
◉ 協奏曲第8番 ト短調
◉ 協奏曲第9番 ニ短調
◉ 協奏曲第10番 変ロ長調
◉ 協奏曲第11番 ニ長調
◉ 協奏曲第12番 ハ長調
6曲×2=12曲組みなのです。
例えば、このような事も、
演奏そのものには無関係かもしれませんが、
知らないと恥ずかしい知識・蘊蓄なのです。
音大受験生の皆さん、音楽愛好家の皆さん、
楽しく音楽の知識や蘊蓄を積み上げてください。
例えば、私の本務先である洗足学園音楽大学が
無料で開放しているインターネット・サイト=
<洗足オンラインスクール>を覗いてみてください。
http://www.senzoku-online.jp/index.html
その中には、「音楽史」
http://www.senzoku-online.jp/history/
「総合音楽講座」
http://www.senzoku-online.jp/synthetic_chair/
といったコーナーもあります。
音楽を楽しむ能力は、人類が持つ宝物です。
写真は、ヴィヴァルディ「四季」の私の愛聴盤(CD)です。
上記の第1番~第6番が収録されています。
通奏低音からマンドリンの音が聴こえてきたり、
作曲当時のイタリアの息吹が湧き出してくる、
素晴らしく明るい演奏です。
指揮=クリストファー・ホグウッド
管弦楽=アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック
オワゾリール(L'OISEAU-LYRE)/ POCL-2501

ただひたすらに練習すれば良いというものではありません。
勿論、専攻の練習の積み上げは最大限に必要ですが、
音楽そのものについての愛好心や知識も
並行して積み上げていかないと、
真のプロ・音楽人にはなれません。
音楽の知識・蘊蓄は、それはそれで、また楽しいものです。
例えば、バロック時代の頃、
作曲家は作品を6曲一纏めにして、
王侯貴族等に献呈するという慣習がありました。
ですから、あの有名なJ・S・バッハの作品群、例えば、
「ブランデンブルグ協奏曲」「フランス組曲」
「イギリス組曲」はそれぞれ第1番~第6番の6曲組みです。
無伴奏ヴァイオリン作品集も、
「ソナタ」3曲と「パルテフィータ」3曲と計6曲組みです。
ほぼ同時代のイタリアの作曲家に、
アントニオ・ヴィヴァルディが居ますが、
その作品群の中で日本で極めて人気の高い作品があります。
そう!協奏曲集「四季」です。
この作品は、「春」「夏」「秋」「冬」が
それぞれ3楽章で構成される当時の協奏曲様式の再終形で、
独奏ヴァイオリンがコンサートマスター(合奏部の首席奏者)と
二人で独奏群を形成する場面も多く、
合奏協奏曲の時代から独奏協奏曲の時代への移行期、
ポリフォニー音楽からホモフォニー自由和声様式への移行期、
バロック時代から古典派への移行期、
ということがよく解ります。
この「四季」ですが、実は4曲組みの曲集として
出版されたものではないのです。
実は、下記のような曲集なのです。
アントニオ・ヴィヴァルディ/<和声と創意の競演>作品8
◉ 協奏曲第1番 ホ長調「春」
◉ 協奏曲第2番 ト短調「夏」
◉ 協奏曲第3番 ヘ長調「秋」
◉ 協奏曲第4番 ヘ短調「冬」
◉ 協奏曲第5番 変ホ長調「海の嵐」
◉ 協奏曲第6番 ハ長調「喜び」
◉ 協奏曲第7番 ニ短調
◉ 協奏曲第8番 ト短調
◉ 協奏曲第9番 ニ短調
◉ 協奏曲第10番 変ロ長調
◉ 協奏曲第11番 ニ長調
◉ 協奏曲第12番 ハ長調
6曲×2=12曲組みなのです。
例えば、このような事も、
演奏そのものには無関係かもしれませんが、
知らないと恥ずかしい知識・蘊蓄なのです。
音大受験生の皆さん、音楽愛好家の皆さん、
楽しく音楽の知識や蘊蓄を積み上げてください。
例えば、私の本務先である洗足学園音楽大学が
無料で開放しているインターネット・サイト=
<洗足オンラインスクール>を覗いてみてください。
http://www.senzoku-online.jp/index.html
その中には、「音楽史」
http://www.senzoku-online.jp/history/
「総合音楽講座」
http://www.senzoku-online.jp/synthetic_chair/
といったコーナーもあります。
音楽を楽しむ能力は、人類が持つ宝物です。
写真は、ヴィヴァルディ「四季」の私の愛聴盤(CD)です。
上記の第1番~第6番が収録されています。
通奏低音からマンドリンの音が聴こえてきたり、
作曲当時のイタリアの息吹が湧き出してくる、
素晴らしく明るい演奏です。
指揮=クリストファー・ホグウッド
管弦楽=アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック
オワゾリール(L'OISEAU-LYRE)/ POCL-2501
