石垣島は、沖縄県の中でも西方にあります。
地元の人達は、ここは八重山だと言います。
確かに地図を見ると沖縄本島の那覇と石垣島は、
約500キロメートルも離れていますから、
ざっと東京と大阪くらいの距離になります。
ですから、一口に沖縄といっても、
その中にまた、本島、宮古島周辺、八重山、大東島、
といった地域性と独自性が息づいているのです。
このような多様性こそが、人間にとって、
(いや、生物全般にとっても)非常に重要なのだと、
私は常々考えています。

先日に私は、その石垣島にある某小学校に訪問をして、
"音楽づくり"の研修会を行なってきました。
そこは幼稚園と小学校と中学校が共存している学校でした。
都会に住む者から見ると珍しいですが、
離島や山間部ではよくある形態なのだと思います。
但し、幼稚園までが同居している点は、
沖縄県独特の施策かもしれません。

今回は、小学生を対象としたワークショップを行ない、
それを八重山周辺の教員の皆さんが参観して、
その後に私がレクチャーをするという段取りでした。
多くの先生方が見守る中で、ワークショップを始めました。

その小学校の生徒数は、小学1~6年生合わせても25名程
という規模でした。
そこで私は、敢えて学年別ではなく、
全員一緒にアイスブレイクを行ない、
それから学年の垣根を越えた4グループを作って、
"音楽づくり"を進めていきました。

そうすると、上級生が下級生に心配りをしながら、
一緒に話し合いや練習を進めていく様子や、
普段はなかなか他者と溶け込めない児童が、
俄然と張りきって音を探し始めたり、
このプログラムによる様々なコミュニケーション効果が
随所に見られるようになっていったのでした。
そして、4グループそれぞれに、とても楽しく興味深い
創作音楽ステージを発表できたのでした。

ワークショップ終了後のレクチャーでは、
先生方が大変熱心に私の話に耳を傾けておられました。
このような機会をつくっていただいた関係者の皆さんや
参加していただいた先生方に、あらためて御礼申し上げます。

"音楽づくり"は、確かに教育指導要領の
小学校音楽教科の欄に記載されている項目ですが、
音楽という一つの教科という枠を超えて、
人間のコミュニケーション能力の形成や、
心の奥底にある人間の創造意欲を喚起することなど、
多面的且つ総合的な内容と効果を持つ
実に素敵な教育プログラムなのです。

私は、このプログラムが正格に世の中に拡がっていくように、
これからももっともっと、様々な場所を訪ねて
活動していきたいと考えているのです。


今日の写真は、石垣島の風景3点にしましょう。

石垣島の小学校では、このような「歓迎の飾り付け」で
私を迎えていただきました。ありがとう!
$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-石垣島の小学校での歓迎

八重山の島々の人々を結ぶ「石垣港離島桟橋の風景」です。
バスターミナルのような感覚で、船が往き来します。
$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-石垣港離島桟橋の風景

「竹富島付近の美しい海の風景」
$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-竹富島の海と空