ここ数日の記事に登場してきた<琵琶悠遊>の作曲を契機として、
私は琵琶という楽器の魅力に取り憑かれていきました。
1990年に尺八という楽器に運命的な出会いをして以来、
邦楽器作品を数多く手掛けてきた私ですが、
琵琶は未知の領域でした。
5月16日の記事でもお話した通り、2006年に
<ミュージック・フロム・ジャパン>から琵琶を含む
楽器編成の指定を含んだ作曲委嘱をいただいた私は、
早速、初演の奏者の田原順子さんのお宅にお邪魔をして、
楽器や奏法についての情報を今節丁寧にご教示いただきました。
以前の記事でも述べてきたように、
私は、新しい楽器と出会う際には必ず、
その奏者から楽器と奏法のレクチャーを受けるようにしています。
皆さん、とても親切に丁寧に教えてくださいます。
新しい作品の誕生に期待を込めて、正に共同作業=協創として
考えていただけているのだと思います。ありがたいことです。
田原さんにからは、結局、楽器を一艇お預かりすることができ、
私は直接に楽器を触りながら、ああでもないこうでもないと、
運指や奏法の可能性を探求しながら、
作曲を進めることができたのです。
田原さんのお心遣いに感謝大です。
琵琶という楽器、平家物語に代表される語り物の楽器として、
日本の伝統楽器の中でも独自の地歩を形成していますが、
尺八や三味線や箏のようには広まっていない実情があります。
実際に、楽器の制作者も極めて少ないようですから、
楽器の入手もかなり難しいようです。
田原さんからお預かりした楽器をケースから取り出して・・・
ただ形だけ真似ではありますが開放絃を弾いてみると・・・
何だか魂が洗われるような心に響く音が鳴るのでした。
ド↘ソ↗ド↗ソソ(第4・5絃は同一音高を二重に張ります)
という単純な音の組み合わせなのですが、
1ストロークの撥だけでも一つの音空間ともいうべき、
独特の色合いの世界が現出するのです。
琵琶と言えば、上杉謙信が弾いていたことが有名です。
近年のNHK大河ドラマでも、
「風林火山」の(何とGacktが演じた)上杉謙信も、
「天地人」の(阿部寛演じる)上杉謙信も、
瞑想に耽りながら琵琶をつま弾いていました。
私もとても厳粛な気分に浸りながら、琵琶の音を確かめながら、
作曲を進めていったのでした。
このような次第で、私はすっかり琵琶の魅力に取り憑かれて、
以後、今日まで琵琶のための作品を計5曲も書いているのです。
更に、今現在6曲目を作曲中です。
写真の替わりに洗足学園音楽大学伝統音楽デジタルライブラリー
公式YouTubeの琵琶の演奏を貼り付けましょう。
演奏は勿論、田原順子さんです。
http://www.youtube.com/user/senzokuonline?gl=JP&hl=ja
私は琵琶という楽器の魅力に取り憑かれていきました。
1990年に尺八という楽器に運命的な出会いをして以来、
邦楽器作品を数多く手掛けてきた私ですが、
琵琶は未知の領域でした。
5月16日の記事でもお話した通り、2006年に
<ミュージック・フロム・ジャパン>から琵琶を含む
楽器編成の指定を含んだ作曲委嘱をいただいた私は、
早速、初演の奏者の田原順子さんのお宅にお邪魔をして、
楽器や奏法についての情報を今節丁寧にご教示いただきました。
以前の記事でも述べてきたように、
私は、新しい楽器と出会う際には必ず、
その奏者から楽器と奏法のレクチャーを受けるようにしています。
皆さん、とても親切に丁寧に教えてくださいます。
新しい作品の誕生に期待を込めて、正に共同作業=協創として
考えていただけているのだと思います。ありがたいことです。
田原さんにからは、結局、楽器を一艇お預かりすることができ、
私は直接に楽器を触りながら、ああでもないこうでもないと、
運指や奏法の可能性を探求しながら、
作曲を進めることができたのです。
田原さんのお心遣いに感謝大です。
琵琶という楽器、平家物語に代表される語り物の楽器として、
日本の伝統楽器の中でも独自の地歩を形成していますが、
尺八や三味線や箏のようには広まっていない実情があります。
実際に、楽器の制作者も極めて少ないようですから、
楽器の入手もかなり難しいようです。
田原さんからお預かりした楽器をケースから取り出して・・・
ただ形だけ真似ではありますが開放絃を弾いてみると・・・
何だか魂が洗われるような心に響く音が鳴るのでした。
ド↘ソ↗ド↗ソソ(第4・5絃は同一音高を二重に張ります)
という単純な音の組み合わせなのですが、
1ストロークの撥だけでも一つの音空間ともいうべき、
独特の色合いの世界が現出するのです。
琵琶と言えば、上杉謙信が弾いていたことが有名です。
近年のNHK大河ドラマでも、
「風林火山」の(何とGacktが演じた)上杉謙信も、
「天地人」の(阿部寛演じる)上杉謙信も、
瞑想に耽りながら琵琶をつま弾いていました。
私もとても厳粛な気分に浸りながら、琵琶の音を確かめながら、
作曲を進めていったのでした。
このような次第で、私はすっかり琵琶の魅力に取り憑かれて、
以後、今日まで琵琶のための作品を計5曲も書いているのです。
更に、今現在6曲目を作曲中です。
写真の替わりに洗足学園音楽大学伝統音楽デジタルライブラリー
公式YouTubeの琵琶の演奏を貼り付けましょう。
演奏は勿論、田原順子さんです。
http://www.youtube.com/user/senzokuonline?gl=JP&hl=ja