先日の記事で紹介した [ディストラクションⅧ] の初演は、
"音楽づくり" による小学校との連携を盛り込んだイベント=
<童楽Ⅳ>の演奏会で行われました。

この時は、文京区立窪町小学校と杉並区立荻窪小学校の
管楽器クラブ(吹奏楽クラブ)の皆さんに
参加していただきました。
夏休み等の機会に事前ワークショップを実施して、
自分たちで考えて自分たちで演奏するオリジナル・ステージを
それぞれの学校で数グループに別れて制作していきました。
作曲家と共に、トロンボーン奏者=村田厚生さんも
サポーターとして参加してくださいました。

私がワークショップ・リーダーとして提示したテーマ(要素)は
「ロングトーンと同音連打」でした。
いくつかのグループが、この二つの要素を巧みに応用して、
自分たちの音楽作品を創出してくれました。

小学生の成果発表の後、今度は日本現代音楽協会会員作曲家の
作品発表演奏会を一般聴衆と共に聴く第2部になりました。
私の作品 [デフィストラクションⅧ] は、
その「ロングトーンと同音連打」を徹底的に駆使した作品です。
小学生たちは、自分たちが扱ったものと同じ要素を聴取ることに
強い興味を示しながら、現代作品5曲の演奏会を、
固唾を呑んで聴き通したのでした。
引率のご父兄よりも余程熱心に集中して鑑賞していた姿が、
実に微笑ましくまた頼もしかったです。

このようなアプローチを施せば、子供たちでも現代音楽を
充分に興味を持って楽しむことができるのです。

因に「ロングトーンと同音連打」といった概念は現代音楽のみに
あてはまるというようなものではありません。
あの有名な「ジャジャジャジャーン」・・・
そう、ベートーヴェンの「運命」の基本動機だって、
「ジャジャジャ」=同音連打と「ジャーン」=ロングトーン
の組み合わせなのですよ!


さて、今日の写真は先日の記事の写真=コトデンの黄色い電車
のオリジナル、京浜急行1000形の写真です。
本物に見えるかもしれませんが、これは私所有の鉄道模型です。
ジオラマは、修禅寺温泉「花月園」旅館の自慢の大レイアウト
の中の駅の風景です。

$松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~-花月園ジオラマの京急1000型