K.Akiyama「グリーンカレー」
グリーンカレーは、
初めて食べる人を少し驚かせる料理だ。
「カレーなのに緑色?」
そんな第一印象を裏切るように、
スプーンを口へ運ぶと、
次の瞬間、
私はグリーンカレーを食べるたびに、
「
最初は優しい。
「今日はいい日だな」と思わせてくれる。
しかし、少し時間が経つと、辛さが顔を出す。
仕事の悩み。
人間関係。
失敗。
将来への不安。
まるでグリーンカレーの辛さのように、
でも、不思議なことに、その辛さがあるからこそ、
悲しみを知った人ほど、優しくなれる。
失敗した人ほど、挑戦する人を応援できる。
遠回りした人ほど、人生の景色をたくさん知っている。
辛さだけでも物足りない。
甘さだけでも飽きてしまう。
その両方があるから、深い味わいになる。
人生も同じだ。
もし今日が少し辛い日だったとしても、
その辛さは、
そして、明日また笑える日が来たとき、
一皿のグリーンカレーは教えてくれる。
人生は、甘さと辛さが混ざり合って、
ようやく「おいしい」