只今、当ブログでは当関連ブログの人気作品シリーズのひとつである~青春うたものがたりシリーズ3~「種子島あおぞら教室卒業生」新作品の連載を行っています。本作品は、昭和30年代前半から40年代前半(日本の高度成長期)の種子島の中央に位置した町、中種子町のある小さな農村地帯M村(M部落)に生まれ、種子島で幼年期から高校を卒業するまでの少年期を過ごした、今は東京に住む下田達也という一人の壮年男性の人生体験を通じて、 “家族愛”のテーマについてその答えを追求していく、ヒューマンドキュメントタッチ作品です。ぜひ、もう一度昭和という懐かしい時代に帰還して、“真実の人間ドラマ”の愛と感動に、会いに行ってください。
「思い出」編 30
ようかい ようかい ようかいよ 君は 夢をリュックにいっぱい詰めて
春の 陽だまりの中を無邪気な笑顔で故郷に別れを告げて旅立った 人の人生には幸不幸が隣り合わせにあることも知らないで
「ようかい」/種子島に伝わる子守唄の替え詩
旅立ち 5
――♪タンタンタララタンタラターン 長らくのご乗車お疲れ様でした。まもなく、この列車は東京駅に到着します・・・――
達也が、車内に流れるアナウンスで目を覚ますと、もう列車は横浜駅を過ぎて、東京方面に向かっていた。
そして、寝台車のベッドのカーテンを開き窓から外を覗くと、だんだんと列車が東京に近づくにつれ、そこには彼がこれまで一度も見たことがない、日本最大の都市の別世界の街の風景が見えてきた。
そして、初めて目にする東京という街のその風景は、建物の数や人や車の多さにしても、まさに達也が想像していた内容を、遥かに越えるものだった。
離島育ちの達也とっては、鹿児島の街の人や車の多さでさえ別世界の出来事のように思えていたが、東京の街はその鹿児島の街がおもちゃ細工のように小さく思えるほど、何もかもが凄くでっかくて別格だった。
達也は、列車東京駅に着くと大急ぎで出口に向かい、その場所に立って扉が開くと、日本最大の街の空気を思いっきり胸いっぱいに吸い込み、“貧乏生活”が嫌で故郷種子島を出て来た、夢にまで見た憧れの東京での「リッチな生活」に向かって大きくホームの上にジャンプして、そのスタートへの一歩を踏み出した。
ただ、この時、達也は今後の彼の将来に、いくらそれが天に与えられた運命とはいえ、会社の倒産や友人の公金横領、兄の事故死、父の急死、妻の急性リンパ性白血病による闘病生活・・・・・などの数々の難題が、彼を手ぐすねを引いて待っていることをまったく知らなかった。
今日は、夏休みの特別企画として、“5000人の読者を感動させた”超話題の作品、「かげぼうし」にスポットを当て、新たな歌詞を加えるのと同時に、新しく本文内容をリニュアルし、本作品の中で人生の “ターニングポイント”(分岐点)を、探し出して見ます。すべての人にとって自分の人生の“ターニングポイント”を知るための学習力をマスターすることは、これからの自分がどんな運命を辿るのか?人生の決断時において、大いに役立つことだと思いますので、ここでしっかりとその学習力を身に付けるための技術をマスターしてくださいね。
道 3
「かげぼうし」
アメージンググレイス・・・
心の鏡の中で 君が泣いている
独りぼっちで 泣いている
そんなに寂しかったら いつでも遊びにおいでよ
星になったからって 遠慮せずに
だって僕たちは 友達じゃないか
(二) / 最終回
そしてまた、二人にとって悲しい運命がやって来ました。
それは、二人が中学校に入学した年のことでした。
突然、さくらちゃんがお父さんの仕事の都合で、九州の宮崎(都城)の学校に転校することになったのです。
最後に、さくらちゃんが颯太くんに手渡した別れの手紙には、「ごめんね。これで本当に三人ともばらばらになっちゃうけど、ずっと颯太くんと蓮くんは私の一番の友だちだからね・・・」
と、書かれていました。
とうとう、颯太くんは長年の友達がみんないなくなり、一人ぼっちになってしまいました。
それは、颯太くんのかげぼうしのタッくんも、同じ思いでした。
その後、颯太くんは大学を卒業し、結婚して家庭を持ちましたが、あれから二度とさくらちゃんと会うことはありませんでした。
さくらちゃんに、結婚式の招待状を出したのですが、宛名不明で戻って来たからです。
風の噂によると、さくらちゃんのお父さんが仕事に失敗して、家や家財道具のすべてが借金の担保に取れてしまい、突然さくらちゃんもそうですが家族みんなが、夜逃げ同然にどこか別な場所に引っ越して行ってしまったということでした。
――ヒュー、ヒュー、ヒュー・・・――
――ガタガタガタ、ガタガタガタ、ガタガタガタ・・・――
あれから五十年。
かなり強い風が吹いていましたが、久しぶりに胸のすくような青空でした。
「颯太くん、颯太くん・・・」
「うん!気のせいかな?」
颯太くんは風の音を縫って、誰かが自分の名前を呼んでいるような気がしました。
だが、やっぱり気のせいだと勝手に思い込み、それ以上は昼寝していたベッドの中から起き上がって確かめようとはしませんでした。
「・・・・・」
「颯太くん、颯太くん、久しぶりだね・・・」
「???」
「僕たちだよ、颯太くん・・・」
「えっ!」
今度は、単なる気のせいではなく、間違いなく誰かが自分の名前を呼んでいる声が、ハッキリと聞こえて来ました。
とっさにベッドから飛び起きて、自分の名前を呼ぶ声がする窓の外の方に目をやると、玄関前の道路で蓮くんとさくらちゃんが、小学生時代のその姿のままでランドセルを背負い、にこやかな笑顔で手を振っていました。
「久しぶりだね、颯太くん・・・」
「も、も、もしかして、れ、蓮くんとさ、さくらちゃん?!」
「そうだよ・・・」
「ほ、ほ、本当だ。れ、蓮くんとさ、さくらちゃんだ!」
「そっちに行っていい?」
「も、もちろんだよ・・・」
颯太くんは、一瞬夢でも見ているのではないかと半信半疑でしたが、まるで魔法にでも掛かったように、自分の姿も蓮くんやさくらちゃんと同じように、小学生時代の姿に変わっていることが分かると、そんな疑いの気持ちなんかもうどうでもよくなっていました。
そして、幼馴染であり、本当の心からの友達である二人との再会に歓喜しました。
「あれ、ここはどこだ・・・」
颯太くんは、見慣れない天井の壁の色に、驚きました。
そして、すぐに立ち上がろうとしましたが、まったく躰を動かすことが出来ませんでした。
「一体どうしたんだろう?」
その理由は、人工呼吸器が付けられたまま、病院のベッドの上に寝かせられていたからでした。
耳を澄ますと、かすかに医師と看護婦数人が話している声が聞こえました。
「バイタル・・・」
「血圧76~50・・・」
「脈拍110・・・」
「体温39.5」
この話声を聞いたとき、初めて颯太くんは自分が家ではなく、病院の救急処置室にいることが分かりました。
「あれ、ちょっとおかしいぞ・・・」
「確か、僕は今さっきまで蓮くんやさくらちゃんと三人で遊んでいたはずなんだけど・・・」
この時、颯太くんは自分の死期が近づいていることを、まだまったく気付いていませんでした。
病名は、前立腺がんでした。
それに、ついさっきまで颯太くんが体験していたことは、すべて颯太くんが子供の時のこと連想した、一種の幻想(夢)のようなものでした。
でも、もしかしたら颯太くんが死ぬのを知った蓮くんとさくらちゃんが、本当に天国からやって来て、颯太くんを迎えに来てくれたのかもしれません。
颯太くんが亡くなるのと同時に、颯太くんのかげぼうしのタッくんの命も、終わってしまったことはいうまでもありません。
※今回の作品のストーリーを見ると、蓮くんに続き颯太くんとさくらちゃんの二人の、生きるための人生の運命が狂い始めた“ターニングポイント”は、――突然、さくらちゃんがお父さんの仕事の都合で、九州の宮崎(都城)の学校に転校することになったのです。――と、――この話声を聞いたとき、初めて颯太くんは自分が家ではなく、病院の救急処置室にいることが分かりました。――の2つ出来事から起きてることが分かります。
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やがて、ジングル・ベルの鈴の音が鳴り出し、♪ジングル・ベル ジングル・ベル・・・と聖歌隊合唱の歌が聞こえ始めると、天空から鮮やかな無数の色の光が降注いで来てシンデレラの全身を包み込み、グルグルと竜巻のように猛スピードで回転しながら彼女の躰が上空の方に向かって引っ張られて行くと、彼女はいつの間にかSuper Santa Claus「シンデレラ」に変身していた。
――Super Santa Claus「シンデレラ」に変身した、シンデレラの姿がどんな格好をしているかって?そりゃあ、画を描くのがあまりうまくないし、変な画を描いて載っけてみんなを驚かせたら悪いから、読書のみんなにそれぞれに想像してもらって、自分のイメージSuper Santa Claus「シンデレラ」を創ってもらうのが一番手っ取り早いかな・・・――
Super SantaClaus「シンデレラ」
東スポばりに、とうとうSuper SantaClaus「シンデレラ」と、芸能界の謎のフィクサー???と対談話が“東京おしゃべり新聞”にすっぱ抜かれてしまいました。ということは、二人の対談する日の実現が近いということですかね?!二人の対談が実現し次第“おしゃべり雀”のコーナーで取り上げたいと思っていますので、楽しみに待っていてくださいね。
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いよいよ
現在、「日本夢づくり大学」の仕事が本格的に活動をスタートしました。「日本夢づくり大学」とは?!全国のみなさんが自分は将来こんな仕事に就きたいと思っているとか?こんな商品を作ったのだけどどういうふうにして売り出したらいいのかとか?個人でネットショップを開店したのだけど、お客を増やすのにはどうしたらいいのかとか?そんなみなさんが今悩んでいる夢づくりの実現をお手伝い(有無料)することです。そして、そのみなさんの悩んでいることに対する草案やフロー略図などの提案(無料 / 3日~5日ほどで回答)させてもらい、その内容を気に入っていただきますと、実際の夢づくりための準備の次の段階に進んでいくというシステムです。そして、その内容が現実的に実現した場合には、この仕事に対しては自分でこれくらいの金額を払ってもいいと思うお手伝い金額を、自分自信で決めて支払ってもらうというシステムの、新たなベンチャーコンサルティングビジネスです。
「日本夢づくり大学」の詳細内容につきましては、下記のURLをご覧ください。
株式会社東京メディアステーション
http://www2.ocn.ne.jp/~willtown/
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