~青春うたものがたりシリーズ5~「生きる力」は、私の妻が三十八歳という若さで癌(乳がん)にかかり、その癌というとてつもない巨悪な病魔と戦う現実の姿を、ほとんど実話に近い形で書いているものです。それだけに、本作品が読者のみなさんに、本当に人が生きることや命の大切さの意味を訴えたのか?当初の予想を上回る大反響をよんでいます。つきましては、本日は特別企画としまして~青春うたものがたりシリーズ3~「種子島あおぞら教室卒業生」に加えまして、~青春うたものがたりシリーズ5~「生きる力」の連載を同時に掲載させていただきます。ぜひ、この作品にみなさんに自分自身で直接触れていただき、人が生きるためにはその人自身の“生きることへの意欲”が、どんな病気になろうとその本人にとって大事で必要なことなのかを、少しでも分かってもらえたら幸いに思います。
「愛ってなんですか?」
Mother 人間はどうして傷つけ合うの?
Mother 人間はどうして憎しみ合うの?
Mother 人間にはどうして運命があるの?
もっとみんなが心で語り合い 真実の愛に触れたら
人間はみんな 平和の時間を送れることを知っているのに
人間は今より 笑い合って生きていけることを知っているのに
Mother あなたの愛ってなんですか?
Mother あなたの教えってなんですか?
Mother 人間が生きるってなんですか?
僕にはあなたが歩いたその道を 一歩も歩ける自身がないけど
あなたが歩いたその道は いつも優しさと温もりが溢れていた
(一)
「家族ってなんだろう?!」・・・拓也がそう感じ始めるようになったのは、妻の愛美が病気(乳がん)になってからだった。
ちょうど、今から一年前の紅葉の見ごろもそろそろ終わり、あちこちで落ち葉が風に舞う場面と出くわすことが多くなった、十月初旬のことだった。
拓也が会社から帰宅すると、突然入浴中だった妻の愛美が風呂場のドアを開け、だしぬけに声を掛けて来た。
「私、癌かもしれない・・・」
「えっ?!」
「乳がんかもしれない・・・」
「乳がん?!」
「そう、右の胸の乳輪の下あたりに一円玉くらいの大小のしこりが、四、五個あるの・・・」
「どうして、今までそれに気付かなかったの?」
「今日、胸にしこりがあるのに気付くまで、まったく痛みとかの自覚症状はなかったし、それに・・・いつも生理前になるとしょっちゅう胸が張る感じがあったから、たぶんそのせいで今までは胸が硬くなっているのだろうと思っていたの・・・」
拓也は、愛美にそう言われても、最初は彼女が何を言っているのか?まったくその意味が呑み込めなかった。
おそらく、それは男と女には肉体的な構造の違いによる、理解しがたい不明な部分が多くあるからだろう。
そしておまけに、愛美の何の前触れもない癌の告知に、一瞬言葉を聞き違えたのではないかとさえ思った。
しかし、その後すぐに愛美の真剣な表情で話す言葉を聞いているうちに、それが単なる聞き違いでないことが分かった。
それに、おそらく愛美は自分の中で何か悪い予感でもしたのだろう?
今、自分が入浴中で全裸であることさえ忘れているかのように、決して自ら話を止めようとはしなかった。
「ちょっと触ってみて・・・」
確かに愛美の言うとおり、拓也が右の乳房に触れると、乳輪のすぐ下に大小のしこりが四、五個あった。
「今朝は何にも言わなかったけど、いつ気付いたの?」
「胸にしこりがあるのに気付いたのは、健太(小学校三年生の長男)のサッカーサークルの練習を見学に行っている時なの・・・」
「じゃあ、今日の午後の二、三時頃・・・」
「そうね。確かそのくらいだったと思うけど・・・」
「詳しいことを話すとね、今日健太のサッカーサークルの練習の見学に行っている時だったんだけど、通常の練習って試合や練習試合の時とは違って、何か手伝ったり応援したりすることなどがほとんどなくて暇だから、大樹君のママたちと二、三人で鉄棒にぶら下がって遊んでいたら、急に手が痺れて鉄棒が握れなくなったの・・・」
「こんなことって初めてじゃない。だから、何らか急に気になり始めて来て、その時に胸の痛みのある部分を触ってみたら、一円玉くらいの大小のしこりが四、五個じゃない・・・」
「その瞬間、自分でも何でだか分からないけど私乳がんじゃないかって、なんとなくそう直感したの・・・」
「どうしてまた・・・」
「ほら、私の家系って癌の血統じゃない・・・」
「お母さんのところの、お祖父ちゃんやお祖母ちゃんもそうだけど、お父さんの弟の次叔父ちゃんも、胃がんで亡くなったしね・・・」
愛美の言うとおり、確かに彼女の家系には、ちょっと異常ではないかと思えるほど、癌で亡くなった親族が多かった。
それ故に、愛美が“もしかしたら――自分も癌ではないかと・・・” いう不安な気持ちを持ったとしても、何ら不思議なことではなかった。
でも不思議なことに、人はどうしてなのかは分からないが、自分に死や病気などの悪いことが起こる場合、自ら必然的に気付くことが多いというが、やはり今回の愛美の場合にもそのジンクス(縁起)は当て嵌まっているような感がした。
いつになく、拓也と話している間中、愛美自身には突然笑顔を見せたり、やけに気丈に振舞っているような感があったが、逆に拓也にはそんな愛美の振る舞いが、彼に助けを求めて彼女の気持ちの焦りを訴えているかのように思えた。
そんな思いもあり、いったん拓也はそんな愛美の緊張感を少しでも解してやるために、ちょっと彼女には失礼の気もしたが話題をすり替えることにした。
「それより、このまま全裸のままで衣服も身に着けずに話し続けていて風邪でも引いたら、それはそれでまた困るから、先に風呂に入っちゃってよ・・・」
「風呂から上がったら、またゆっくり話はできるし――それに、今日はもう午後の九時を回っているから、今から病院に行って検査して貰うというわけにもいかないからね・・・」
「それも、そうだわね・・・」
それにしても拓也が気になったのは、一見すると愛美の真っ黒に日焼けして健康そのものに見える肉体が、乳がんではないかという話しを聞かされたとたんに、まったく何のオーラを感じることもなくなり、やけに貧相で小さく見え始めたことだった。
gooブログ「おとぎのお家と青い鳥」
http://blog.goo.ne.jp/dream511/
現在、全国のみなさんの夢の実現や会社、仕事の悩みやなどの問題を解決してあげるお手伝いをするための、ニューベンチャーコンサルティングビジネス「日本夢づくり大学」を開催することになりました。ぜひ、一人でも多くの方々の参加をお待ちしていますので、一緒に明日の自分が幸せになるための夢づくりにチャレンジしてみませんか!!
只今、当関連ブログの人気作品シリーズのひとつである~青春うたものがたりシリーズ3~「種子島あおぞら教室卒業生」新作品がスタートしました。本作品は、昭和30年代前半から40年代前半(日本の高度成長期)の種子島の中央に位置した町、中種子町のある小さな農村地帯M村(M部落)に生まれ、種子島で幼年期から高校を卒業するまでの少年期を過ごした、今は東京に住む下田達也という一人の壮年男性の人生体験を通じて、 “家族愛”のテーマについてその答えを追求していく、ヒューマンドキュメントタッチ作品です。ぜひ、半世紀という時代を超越して“真実の人間ドラマ”の愛と感動に、会いに行ってください。
「思い出」編 3
ようかい ようかい ようかいよ 誰かに 人は負けて泣くよりも
きっと 自分に負けて泣くほう ずっとずっと辛いことだろう
「ようかい」/種子島に伝わる子守唄の替え詩
羞恥
達也が「おいが人生も、こいじぇ終った・・・(僕の人生も、これで終わった・・・)」と、思う悲劇が彼を襲ったのは、彼が五年生の国語の授業中だった。
その日、達也は朝からお腹の調子が悪くて、登校してからも休み時間のたびに、学校の便所に通いっぱなしだった。
こういうときに限って、何か問題が起こることが多いのが、世の常である。
運悪く、国語の授業中に腹痛はその日一番のピークに達し、今すぐに便所に向かわなければ、もう誰かにちょっと躰を触れられただけでも漏れそうだった。
ただ、生まれつき臆病なところがあるせいか、それでも小便ではなく大便という恥ずかしさから、「便所に行かせてください・・・」という一言が、なんとなく担任の徳留に言いづらくて、脂汗が噴き出して来るのを我慢しながら、授業時間が終わるのを待っていた。
「えーっと、この連体修飾語は?」
――ハイ、ハイ、ハイ・・・――
この日は、達也にとって厄日だったのか、運の悪さはさらにまた続いた。
達也ひとりだけが、クラスの中で手を上げずにいたことがかえって目立ってしまい、手を上げていないのに先生に逆指名されてしまった。
「はい、達也、この答えは・・・」
「・・・・・」
「どうした?達也」
「・・・・・」
実際には、大便が漏れそうなその焦りから何も答えられないのに、徳留はこの態度を見てわざと答えないでいるものだと勘違し、ついに癇癪を起こして怒り始めた。
「誠、お前は先生の言うことが聞けないのか!」
「・・・・・」
もうこうなると、今更言い訳をしても逆効果だろうし、その解決方法は徳留がこの非常事態に一刻も早く気付いてくれて、ただ便所に行かせてくれることを願うしかなかった。
だが怖いのは、この担任の徳留虎男という男は、旧海軍の予科練習生あがりで、何か問題があると、すぐに体育会系のノリで説教し手を出す癖があった。
その悪い予感は的中していた。
――カッ、カッ、カッ・・・――
いかにも、徳留は達也の悪い予感どおりに訓練式の格好で、彼の机を目掛けて駆けて来ると、いきなり「起立!」と号令した。
そして、その掛け声に驚いて、達也が条件反射のように立ち上がると、いきなり差し棒がわりに手に持っていた青竹で、彼の尻を殴った。
――ブリッ、ブリッ、ブリッ、ブリブリブリブリ・・・――
その瞬間、達也の顔は血の気が引いたように青ざめてしまい、躰は直立したままピクリとも動かせないほど、石のように硬直してしまった。
と同時に、そんな達也の悲惨な姿を象徴するかのように、やがて半ズボン中から両足を伝わって、いく筋もの黄色い液体と物体が垂れ落ちて来た。
「なんかくそうなか?(なにか、臭くない?)」
「くっさか・・・(臭い・・・)」
「なんか変なもんが、教室ぃ置かれでもしていたらたいへんじゃろう・・・(何かおかしな物が、教室に置いてでもあったら大変なことだ・・・)」
「は、はよう、窓うあけえ!(は、早く、窓を開けろ!)」
この突然の悪臭騒動に、一時教室はパニック状態に陥り、大騒ぎになった。
しかし、やがてその状況が飲み込めると、クラスみんなの嘲るような視線が、その悪臭源である達也の方に一斉に向けられた。
「・・・・・」
日
本夢づくり大学とは?!全国のみなさんが自分は将来こんな仕事に就きたいと思っているとか?こんな商品を作ったのだけどどういうふうにして売り出したらいいのかとか?個人でネットショップを開店したのだけど、お客を増やすのにはどうしたらいいのかとか?そんなみなさんの夢づくりの実現をお手伝い(有無料)することです。そして、そのみなさんの悩んでいることに対する草案やフロー略図などの回答(無料 / 3日~5日ほどで回答)が気に入っていただくと、夢づくりための準備の次の段階に進んでいくというシステムです。そして、その内容が実現した場合には、自分でこれくらいの金額を払ってもいいと思うお手伝い金額を決めて、支払ってもらうというシステムの、新たなベンチャーコンサルティングビジネスです。
例
えば、その内容は?
Q:自分は、将来歌手になりたいと思って何回もオーディションを受けるんだけどすべて落ちてしまって、まったく前に進めなくて困っています。
A:それでは、これまでオーディションに落ちたときの選考書類を一式送ってください。それを見て、その分析結果をお送りすると同時に、次回のオーディション時における必要にマニュアルをお送りします。
Q:私の会社でこんな商品を開発したのですけど、会社の規模が小さくて大手企業のようにふんだんに使える広告宣伝費や営業活動費がまったくなくて、商品を売り出そうと思っても売り出せずに困っています。
A:分かりました。そのことを基本において、その商品を売り出すための戦略となる、宣伝活動のためのフローを作成してみましょう。きちんとした商品の売り出し計画を立てれば、必ずそんなに金をかけなくてもその商品の存在を全国の方々に知ってもらう方法はあるはずですから・・・
Q:本や、Webサイトなどによくネットショップで金儲けをした人の話が出ていたりしたので、個人で会社にリストラをされたのをきっかけにネットショップ始めたのですが、まったくお客が来ないで困っています。
A:そうですか、それはたいへんですよね。その問題を解決するためには、あなたのお店で取り扱っている商品類とか、あなたのお店自体のデザインがお客に興味を持ってもらったり、一度立ち寄ってみたいと思わせるような内容のつくりなったりしているかなどの、その詳しい内容をよく知らなければいけません。つきましては、これまでのお店を立ち上げるまでの過程(現在を含む)の資料やお送りいただくと同時に、あなたのネットショップのURLを教えていただけないでしょうか。その資料を参考にして、どうしたら集客アップが図れるか?その事業計画書の草案づくりをしてみましょう。
Q:00××ですが、最近観光客が激減して困っています。観光客をかつてのように呼び戻すための何かいい方法ないでしょうか?
A:観光客の集客率をかつてように増員させるためのプランですね。分かりました。いい方法がありますので、そのプランをお送りしましょう。もし、そのプランが気に入ったら、次のもっとプラン内容を掘り下げた内容づくりに入りたいと思いますので、ぜひご連絡ください。
※その他、社会のマナーや秩序に違反しない内容でしたら、どんな夢づくりの実現や悩み事のご相談でもいいですので、気軽にご連絡ください。
直
接お会いして夢を実現するために、その事業計画を立てていく場合には場合には、下記のような費用の負担が必要になります。
東京都内の場合 実費+5,000円(時間は2時間)
東京以外の地域の場合 実費+10,000円(時間は3時間)
◎担当者名
日本夢づくり大学
人生設計士 猪 誠(いの まこと)
◎申し込みは下記の電話、メール、郵送で承ります。
電話:090-1990-3944
mail: willtown720@yahoo.co.jp
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿1-15-6 オリエント新宿802
株式会社東京メディアステーション内
「日本夢づくり大学」宛
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