隙間です

新しいM3で

この場所に来てしまった

何度も 駐車場で 明日の先を二人で探してた

もうすぐ 秋が やってくる

湖の波は 僕に囁いて

ゆっくりと 遊覧船が動き出す

そう 僕も 勇気という 明日の先を探しに

隙間より

心の隙間-野尻湖1


              風の色

   静かな夏の終わりだった 過去の想いを胸にしまい
   
   少し涼しくなった山の上の湖畔を ただ 二人で歩いた

   ただひたすら 湖に泳いでいる自由な魚を羨ましいそうに見てた

   目まぐるしく進んでいく時間 僕らと同じような心で動く空
   
   君は こう 下を向きながら呟いた  風の色は何色ですかって

   目に見える光輝く未来    目に見えない 心の色 

   ずっと 僕らは 手をつなぎ 芝生の上で 目をつぶってた
 
   one time  for you       all time     for you

   


   高速道路近くの公園で 売れない大道芸を見てた
   
   アイスクリームを頬張りながら 久しぶりに二人で笑ってた

   目の前にいる 子供連れの家族が とても微笑ましく思えた

   うまくいくことができない歯がゆさ 僕らの求めている夢空間

   君は こう うつむきながら ささやいた 風の色の何色ですかって

   目に見える二人愛情  目に見えない過去の色

   そして 僕らは 手をつなぎ ずっと幸せを待っていた

    one time for you         all time     for you


   詩:隙間

隙間です

伝えたいこと

なるべくなら 自分の伝えたいことを 相手に300%伝えたい

でも それは 人の捉え方 人の感じ方 人の生き方で変貌する

うまく伝えられない 自分の想い

ちゃんと 人に伝え 想いを感じ取れるなら

もっと 幸せになるだろう

隙間より

心の隙間

            伝えたい言葉

見つめ合っていた どうしても離れたくはなかった

数分でも数秒でも君を見つめていたかった

君の手の温もりが稲妻のように僕の体に走る

時間は待ってくれない 歯がゆさが涙を誘う

発車のアナウンスが痛烈に耳に鳴り響き 

プラットフォームで人目を気にしないまま 優しく口づけをした

見えなくなるまで手を振り 胸の中で さよならっと小声で言った

優しい言葉を伝えたかったけど 僕は何も言えなかった

ありがとうって。。



言葉がひとつも見つからなくて 髪の毛をなでることしかできなかった

ずっと無言のまま消え去る電車を見ていた

取り残された 君の温もりが体から消え去り

瞬きをしないまま 泣き虫になった僕がいた

梅雨の湿った風 体温でグシャグシャになった切符

言葉のずれが憎たらしく 口足らずな僕がもどかしさを感じていた

もう一生 会えない気持ちが この時になって無性にまた涙が溢れてきた

優しい言葉を伝えたかったけど 僕は何も言えなかった

ありがとうって。。


詩:隙間

心の隙間

隙間です

君の居場所は そこではない

キミに届ける YES

きみのそばにいたい 

隙間より


ニコニコ

                  声

僕の鼓動が聞こえますか       貴方の心が深く感じられるのなら

僕はどうなってもいいのです     貴方の声が聞こえるだけでいい

雪解けの太陽の下で          僕は山の向こうをずっと眺めています

太陽よ貴方の力をわけてください   神様よ いるのならば 見ていてください

やまびこのように心に響く       微かな 声を探しています

貴方のそばに一生いたいから     僕が眼を閉じるまで 君を見ていたいのです



僕の愛情が届いていますか     君のやさしい言葉が僕の命ならば

僕はどうなってもいいのです     君の事を抱きしめるだけでいい

国道の路肩に座り           僕は生きている実感を肌で感じています

太陽よ貴方の光をわけてください  神様よ いるのならば 見ていてください

やまびこのように心に響く      微かな 声を探しています


ほんの少しだけの人生なのだから  僕が死ぬまで 君を忘れたくないのです


                       詩:隙間