今一番楽しみにしている公式配信

毎週木曜日午前11時から一週間限定

 

 

 

最新話だと一週間でリンク切れ

になってしまうので

固定で削除されない第一話を。

 

9.19の最新配信は第20話、

全50話ですので

まだ半年以上無料配信が続くはずです。

非常に面白いですし

殺伐とした世から解放されて

幸せな気分となれること請け合い。

お暇がありましたら是非。

 

1973~4年の作品ですが

リアルタイムでは見たことがありません。

21世紀も20年以上過ぎた今、初見です。

 

私は祖父母っ子だったので

祖父母の家に遊びに行くたび

一緒に時代劇をみることが多かったのですが

これをみた事ってありませんでした。

 

単に再放送が少なかったのかも知れませんが

多分祖父母の好みではなかったのか?

祖父母はいわゆる「チャンバラ」の

勧善懲悪が好きでしたが

このドラマは全く違うのです。

タイトル通り道場破りが

毎回10分弱ありますが

これは長屋のトラブルを解決すべく

賞金を稼ぐため。

当の長屋の住人は高橋英樹が

剣の達人であることは知らず

剣術の出来ない臆病な浪人と思っています。

 

いわゆる「チャンバラ」

「ひとごろし」はまったくありません。

血が一滴も流れず死人も出ません。

これって当時の時代劇でも

珍しかったのでは。

 

山本周五郎の人情話が

ベースになっています。

もう20話ですが

ストーリーに連続性はなく

一話完結なので

これからでも充分楽しめます。

 

 

さて、いつものなが~い蛇足

第5話の「奇妙な仇討ち」は

有名な山本周五郎の

「ひとごろし」を

翻案したストーリーでした。

 

 

ストーリーはwikiにて。

 

UNEXTで

72年の「初笑いびっくり武士道」と

76年の「ひとごろし」

は見ることが出来ます。

 

ぶらり新兵衛

双子六兵衛:河原崎長一郎

仁藤昂軒:葉山良二

 

びっくり武士道

双子六兵衛:萩本欽一

仁藤昂軒:坂上二郎

 

ひとごろし

双子六兵衛:松田優作

仁藤昂軒:丹波哲郎

 

最後の映画は配役がユニーク

前二作はいかにもですが

バイオレンスな松田優作が

腰抜け侍というのが

実に良かったですね。

 

ストーリー;剣術の達人

仁藤昂軒(丹波哲郎)は

彼を快く思っていない藩士の

闇討ちに遭ってしまう。

丹波哲郎に落ち度はないが仕方なく

藩士数人を切り捨てて

そのまま藩を立ち去ってしまう。

怒り狂った藩主は上意討ちを命じるが

凄腕丹波哲郎を知る藩士は

誰も名乗り出なかった。

そんな中普段から

腰抜けとバカにされていた侍

失地回復を狙った

双子六兵衛(松田優作)が

上意討ちを名乗り出る。

 

以下wikiより

旅に出てすぐ、六兵衛は昂軒に追いつく。上意討ちと直感した昂軒は六兵衛に決闘を求めたが、六兵衛は怖気づいて「ひとごろし!!」と叫び、逃げ出す。

逃げた先の農道で六兵衛は、農民たちが先ほどの自分たちについて「逃げたお侍は偉い。往来の衆もみんな逃げた」と噂話をしているのを耳にする。

「世間には俺のように臆病な人間のほうが多いのだ」とさとった六兵衛は一計を案じ、街に着くたび昂軒につきまとい、宿屋や飯屋で彼を指差して「ひとごろし」と叫んでは周りの人々の恐怖をあおり立て、昂軒がこちらに向かってくれば徹底的に逃げることで、武士道に凝り固まった昂軒の自尊心を傷つけ、精神的に追い詰めていく作戦を図る。

 

ついに

宿屋からは閉め出されるし

満足に飯にも

ありつけなくなった

丹波哲郎。

高貴で強気な彼も

さすがに白旗を上げた。

自ら切腹をすると宣言したが

松田優作がこれを止め

髻を切って頂戴することで

折り合いをつける。

誰も傷つかず、一応は

ハッピーエンド。

丹波哲郎を坂上二郎

松田優作を萩本欽一

に置き換えても

ストーリーはほぼ一緒だ。

 

最初の決闘で気の触れた振りをする優作

 

凜とした剣豪の丹波哲郎

 

欽ちゃんのひとごろし口撃により

スッカリやつれ果てた二郎さん

 

心根は優しい欽ちゃん

 

これね普通は主人公に感情移入するが

私は途中から丹波哲郎(坂上二郎)

に深く同情した。

これってね、カンセンタイサク

と構図が一緒なんだよ。

 

センモンカとマスコミは

「マスクをしない人」を

「ひとごろし」のように

連日取り上げたでしょ。

マスクをしない人の背後から

しつこく「ひとごろし」と

叫んでるのと一緒だったんだよ。

気づかないかも知れないが

ガキの「イジメ」みたいだった。

大袈裟な、と思われるかも知れないが

決して誇張でも大袈裟でもなかったよ。

 

何度も指摘したが、

「世間には俺のように

臆病な人間のほうが多いのだ」

これも映画(小説)と現実は一緒

センモンカは明らかに

これを踏まえて『緊張の緊張』

タイサクに舵を切ったんだ。

 

だからね、

「それは大嘘ですよ、

マスクをしないくらいで

人を殺すことに繋がりませんよ」って

データを示しながら細々とだが

何度も書いたんだよ。

でも通じるわけがない。

 

まぁ仕方がない

そう言う人たちには

近づかなきゃ良いだけさ

と思っていたが、

そうは問屋が卸さなかった。

 

思った以上にセケンは酷かった。

まさに映画の中の

丹波哲郎や坂上二郎のような

状況に本当になったんだよ。

長時間マスクが出来なきゃ

居場所がまったくなかったんだ。

これじゃ誰だって根を上げる罠。

 

映画はハッピーエンドだったが

現実はそうではない。

未だに反省の色はない。

同じ事が繰り返されるだろう。

 

そうならないよう

過激な言葉はなるべく避けながら

切々と訴えるだけ。

センモンカはホンマに司法に

訴えるのが大好きみたいやから

揚げ足を取られないようにしよう

 

でもでも、ホントーの

ひとごろし

って一体誰なんだろうね。