9.11、午前6時50分

施設から電話

 

早朝からの電話ってドキッとする

勿論良い報せであるわきゃない

 

今度は父が息苦しさを訴えていて

酸素飽和度も88と低いので

病院に救急搬送したいという

 

午前7時半、搬送先が決まった。

ここ4年でやたら多くの病院と

かかわることになったが

初めて行く病院だ

すぐタクシーで駆けつける

 

医者も看護師も

もってまわった敬語は使わない

友だちに話すような

やたらフランク

これって初めてだったが

こっちも気楽で良いかもしれない。

 

そのフランクな口調での説明

酸素供給で酸素飽和度は

98になっているし

会話も出来る。

それを見て私

過去の病状説明もかねて

「丁度二年前に入院したときは

酸素飽和度が50台で

特別な加圧マスクをしても

80台にすらならず

結構深刻でした

それに比べるとマシですね」

医師

『2年前から加齢で

体力が落ちるから

同じではないよ』

 

なるほど、ごもっとも

こちらはそういうつもりじゃないが

ポジティヴは否定するのが病院。

万が一は常に覚悟しとくべきで

そのときに変な責められ方を

したら困っちゃうもんね。

そこは弁えてるつもり

 

更に肺の写真を見て

「これって昨日今日で

このような状態にはならないよ。

慢性的に低酸素で

最大でも92とか

そんな状態だと思う」

「脈拍は120で異音もあり

心不全の状態」

 

心不全って一般認識だと死因だから

これって結構ビビるかも

しかし高齢者にはよくあること

最近では死因が

『慢性心不全』と書かれているのを

よく見かける

以前はなかった表現だよね。

 

でも説明に違和感があったんだ。

去年まで自宅にいたんですが

そこでリハビリやら訪問介護やらで

頻繁に数字は見ていた。

父は自宅にいるときから頻脈が多かったが

酸素飽和度は常に98以上だった。

比較対象で同じ機器で自分も

計測することが多かったが

自分より数字は良い事が多かったw

 

施設でも結構計測に付き合うことが

多かったような気がするのだが

いつも98以上だったような……

施設でのは錯覚?

自信が持てなくなったので

付き添いの施設の方(看護師ではない)

に真偽を尋ねたが

「担当は看護師なので

良く分からない」とのこと。

 

なんかスッキリしないが

あまり問い詰めても仕方ない

人間は最後の結末は同じで

医者が92が最大で

それで生きていく選択を

する以外ないだろう

と仰るのは正しいのだろう

遅かれ早かれそうなるのは

人間として当たり前なんだろう。

 

何度も書いたが

そこにたどり着くまでの

『過程』は納得していない。

弱者を救うとした2類指定で

病気のデパートで懸命に

頑張っていた父は

むしろ大ダメージを受けている。

繰り返すが医療側の欺瞞であり

バランスを見直す余地が

大きいと考えている。

 

しかし、現状は受け容れる以外ない

少しでも穏やかに暮らせるように

 

 

さて、正午に帰還

暑さもあってかグッタリ

 

普段計測はバカバカしいからしない

あくまで他者との比較

あるいは機器の正確性を知るため

 

久しぶりに

自分も酸素飽和度を計測してみた

飽和度93,脈拍139だって

今日も医師に言われたが

脈拍120を超すと

ツラサを訴えるとのことだが

自分にとってはデフォ

動いていた後だと

脈拍は100を切ることは少なく

120以上は普通

 

多分9歳で壊れて

自律神経のバランスがオカしくなって

常に緊張状態で

頻脈がデフォになったんだろう

 

積極的にヨガや自律訓練法で

これを下げるべく

リラックスを試みる人生

そこまでしなくとも

ちょっと休息すると

脈拍は100を切るので

5時間休息した後

17時に再度はかってみた

 

飽和度は92~95

脈拍は110~140

 

あんまり良い数字じゃないねw

誤則なのかなぁ

でも複数の機器で測っても

こんなもんだよ

 

次々に失望することが大きくって

ストレスが大きすぎるんかなぁ^^;

 

もう慣れちゃっているためなのか

別に何ともナッシング

いや数値を見ちゃうと

なんとなく体調が悪いような

気もしてくるな

 

大袈裟だと病院へ

となるんだろう

自分は絶対しないけど。

 

コロナ下では煽りすぎで

酸素飽和度95で大騒ぎしていたな

症状もないのにね

祭り、炎上大好き

今の日本人

でもそれって最終的には

弱者イジメ

その認識がなきゃアカンよ