私は初回二番打者の

送りバントは嫌いです

 

しかし作戦として

肯定した場合……

 

★先頭打者がヒットの場合

プロのローテーション投手なら

ヒットは偶々で

連打されることなんかないよ

と考える輩が多いだろう。

従ってバントで1死2塁の

局面を作られるのを

嫌うこともある。

だからバントも奏功することがある。

 

★先頭打者が四球出塁の場合

あれれ、何か変だぞ

ヒットを打たれると嫌だなぁ

こういう心境に陥る場合が多いという。

超一流打者、王貞治さんでも

一本目のホームランが出るまで

「今年は一本も出ないんじゃないか」

得体の知れない不安に苛まれるのと

似ていそうだ。

この場面のバントは

1アウトを与えるだけ相手に一息

つかせるだけの愚策。

 

★これは先頭打者が四球の場合

ヒットを打った場合より

得点の期待値が大幅に上がることにも

通じるだろう。

それこそ「流れ」の話であってw

数値化はできない

気持ちや立ち上がりの調子が絡むが

確率論からもなんとなく納得が出来る。

 

★8.16の試合

先頭近本はヒットだった。

しかし投手小笠原の左肘直撃の

強襲ヒットであり

小笠原はベンチに引っ込み

治療を受けてマウンドに上がり

数球放ったが、明らかに不安定だった。

これは四球のケースと同じだろう。

しかし二番中野は初球送りバント。

 

スミイチに終わったわけだが

これは決して結果論ではないだろう。

マニュアル通りの

シコーテーシが呼んだ敗戦、貧打。