今から30年くらい前か

同年輩・早稲田大学出身で

阪神ファンとかいう人に

早稲田に伝わる

O.Aさんアホ伝説なるものを

聞かされた。

O.Aさん在学から5年以上

経った後の話か、

学内では有名だったらしい。

 

ほとんど忘れてしまったが

その中の一つに

こういうのがあった。

 

普通は誰でも知っている

「大阪の食い倒れ」を

Oは知らなかった

だからアホだと。

 

ク~ダラナイ

これの大元となった出来事なら

私も知っていた。

 

昔はシーズンオフのお正月番組

プロ野球選手が集まって

歌合戦やら球団対抗クイズ合戦やら

必ず放映されていた。

 

1981年お正月

Oさんが新人王を獲ってすぐ

あるクイズ合戦での一幕。

 

なんかピンポンボタンが遠くにあって

正解がわかり次第

そこまで駆けつける仕様だったな。

 

出題

『着倒れと言えば京都ですが

食い倒れと言ったら

さてどこでしょう?』

 

勢いよくダッシュしたOさん

私「これやらかすんじゃ^^;」と予感

 

息を切らしながら

「道頓堀」

 

ブッブー不正解音とともに

司会の桂三枝さん(と記憶)が

例の大袈裟なリアクションで

転けて見せたんじゃなかったかな。

 

Oさんはマジで

「え?なんでちゃうの??」

と鳩が豆鉄砲食らったような

表情だった。

 

野暮な関東人は

これでアフォ扱い。

でもこれって

関西人ならあるあるでしょ。

 

小さいときから

道頓堀の食い倒れ人形見て

育ってきたんだからね。

頭デッカチの受験バカじゃなくって

むしろ微笑ましいではないか。

 

些細な事、誰にでもある

知識のエアポケットをからかって

すぐ人をアホ扱い。

これって良くない

アルのココロヨ

 

どっかのソーリが出陣式で

「今度の選挙は

セキハイをキシていこう」

これならもはや日本語じゃなく

意味が分からないから

あっそーと聞き流せず

からかわれても仕方ないけどね^^;

 

批判は出来るだけ具体的に

具体例を挙げながら

歴史を遡りながら

 

すぐにアホとかじゃ

幼児と一個も変わらん

現実と乖離した

観念的な言葉は

出来るだけ用いないように。

 

現実と乖離した

観念的な言葉

これが空気

一般受けが良く直ぐ浸透する

これって危険であるココロよ。

いけないことでヤンス。

すべからく慎むベシ。