タイガースに巣食うヒステリー

一度発症してしまうと

激しい咳き込みのように

決して止まることはない

 

結果論だけで叩く

だから消極的になってしまう。

 

就任してすぐ盗塁は

グリーンライト廃止です。

今年は12球団最小。

サインなのに成功率は

却って下がっています。

今年はな、なんと60%切っています。

 

これはですね、おそらく

岡田さんの脳内が

丸ハダカにされてるのですよ。

サインを出すタイミングが

モロバレなんですよ。

2005年の33-4と一緒。

あの時も近代的データ野球の

バレンタインに

見透かされていたんですよ。

19年前の再現

今やどこのチームも出来るのです。

 

※走塁の積極性

矢野さん叩く人多かったが

あれくらい極端じゃないと

振り払えないほど重症やったんだよ。

この球団に巣食う

半世紀以上の宿痾だからね。

 

新庄剛志選手が藤田平監督と

亀裂が入ったキッカケは

「正座」ばかり

クローズアップされるが

それだけじゃなかったんだよ。

三塁に突入した走塁を

結果論で「暴走」と

批難されたことも大きいんだ。

絶対にしてはならぬ走塁、

いわんでも分かる常識と

懲罰交代までされた。

詳しくは元阪神スコアラー

三宅博さんの著書

「虎の007」に記されている。

三宅さんが4年後に同ケースを

野村監督に尋ねたところ

「チームの決め事があるから

何とも言えないが私なら責めない」

 

大抵チーム内の約束ってある。

タイガースはそれが明確にされず

『監督の脳内』

「言わないでもわかるやろ、

そんなもん、お~ん」

新庄選手の時の

藤田監督もそうだった。

監督の脳内だけにある『常識』

岡田さんはその傾向が更に強い。

そもそも自分の『常識』が

正しいとも限らないのだが

それを疑おうともしないし

雲を掴むような抽象表現ばかりで

具体的に伝えようともしない。

相手の言い分は理解せず議論もせず

ただ高圧的になるだけ。

ご自身の経験が全てで

現役時代になかった理論は

決して認めない。

 

だから結果論ばかりで

ヒステリックになる。

若手にとっては

意味が分からぬ打撃改造に繋がるし

度重なるベースコーチャー叩きや

日曜のブルペンみたいな醜態が

時空を越えて再現されてしまう。

 

だからね、いっそのこと

矢野さんみたいに

「積極的ミスは責めない」

おそらく新井さんもそうだろう。

単純で分かりやすいし

今の時代には

向いているんじゃないかな。

 

脳内だけでモヤモヤしたって損

相手にも伝わらない。

常に怯えながら忖度する

選手コーチも大変ですよ。

 

コロンブスの卵

シンプルに信じて任せちゃおう

ストレスも貯まらなくなるし

勝ち始めますよw

 

 

最後にボケカケジジイのネゴト。

新庄の走塁。

盗塁こそ興味を抱いてくれなかったがw

常に先を狙う積極走塁は

見ていて気持ちが良かった。

一塁から、二塁、三塁、本塁と

どんどん加速し疾走する姿は

たまらなく格好良かった。

 

新庄の走塁での躍動感は

タイガース唯一無二だったが

2005年の金本はそれに近かったね。

今岡の147打点が

クローズアップされたけど

寧ろ金本の走塁が印象的やったな。

彼のオカゲで随分打点が増えてるよ。

あんな四番打者っていないよ

しかも37歳で。

 

例の正座の一件。

遅刻の罰則で正座。

ここにも両者に齟齬があるが置いておく。

そもそもネンザで

ファーム調整しているプレイヤーに

正座を強いるのは

正しいのかというお話だ。

 

それに加えて

新庄は決してそんなことは言わないが

物議を醸す発端となったネンザも

積極走塁を止めたのが

キッカケだったんだよ。

 

東京ドームの試合

一塁から一挙ホームを狙った。

ファンとしては最高に

「ワクワク」するシーンだったんやが

三塁コーチのSが強引に制止した。

この時、慌てて戻ろうとして

足首をひねったんだよね。

 

だから このアホのサタンは

見る側のマイルールとして

グラウンド上の

「暴走」には大らかになるよう

心がけている。

ベンチの老人の「暴走」には

眉をひそめるけど。

主役はグラウンド上のプレイヤー

ベンチの老人じゃないからねw