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7.4 試合終了後記

 

羽月隆太郎

カープファンには余計な講釈だが

彼は非常に面白い選手

 

足のスペシャリストと

簡単に括るが

彼がユニークなのは

三盗が多く

それが悉く試合を決めるところにある。

大抵は二盗で

こういうプレーヤーって

なかなか記憶にない

 

 

去年のクライマックスシリーズ

難敵東克樹を攻略

 

 

今年も交流戦で

 

そして本日7.4の試合

 

野球ファンなら周知だから

当然阪神ベンチは

読めていたんだよねw

 

監督コメ見たら牽制を指示しない

梅野のせいにしてるね。

初球滅多に投げない

6%しかないナックルカーブ

最も緩い球を選択したのも無防備

確かに自分で判断して欲しいが

この局面こそベンチが釘を

刺しても良いだろう。

あれだけサイン縛り

大好きなんやから。

 

あ、特定球団の基地のザレゴト

イヤミはおいといて

羽月に話を戻しましょう

短期間で3試合目

これぞ魅せるプレイヤーですね

ユニフォームも相俟って、まさに

ホットドッグプレイヤー

観客にはウレシイんだけどね

 

だがどっかの監督さんだと

「暴走」

忌み嫌うだろう

 

今年も羽月はこの試合を迎えるまで

盗塁6回成功に対し

5回アウトになっていて

成功率は高くはない

収支を見ると首を傾げる数字である。

牽制で誘い出されて

アウトになったのも含まれて

どっかの周囲じゃ袋だたきやろ

 

でも、だからオモロイんや。

そのうち成功率も高まるし

もっと洗練されてくるやろ

矢野時代の中野がそうやった。

ポジの良さってここなんですよ。

「暴走は絶対許さん」

「無意味な盗塁はするな」

グリーンライトは廃止で

全部サインです。

 

これでせっかくの走力を抱えながら

リーグ最少の盗塁数になっちゃ

何の意味もあらへん

第一まったくオモロナイ

 

一つの価値観に固執した

くだらない三流の演奏

盛り上がるのではなく

プレーで球場全体を湧かせる

プロ野球のあるべき姿だよね。

 

さてタイガース一番のポジ。

7回表、前川右京には唸らされた

変則左腕塹江の外角高め

151Kのストレートを

レフトにはじき返した。

一ヶ月ちょっと前

塹江に対し

代打ミエセスを出され

嘆きの記事を書いたが

見事に見返してくれた。

 

しかし一走の近本が

動いていなかったのがツライ。

矢野時代なら走っていて

得点に結びついただろう。

 

監督さんは相変わらず

工夫が足りないだの

選手批判に喧しいですがwww

今日のゲーム、勝敗を分けたのは

ランナーを動かしたカープと

動かさなかったタイガースの

差であろう。

繰り返すが岡田さんになってから

極端に消極的で

今や盗塁は12球団最小である。

足のスペシャリスト植田海でも

盗塁がたった1、企図数は僅か2

彼は羽月より遙かに高い成功率を

ほこっていたんだけれどね。

勿体ないよ。

サイン縛りの弊害じゃん。

周囲では植田海は「プリウス」なる

蔑称が定着しているが

(マリンスタジアムの走塁

矢野さんはベンチの指示だと

擁護していたが)

この球団は1つの失敗で

未来永劫叩かれるのだね。

 

これじゃオモロイプレーなど

生まれるわきゃない。

WBCの台湾戦で土壇場

9回2死から鳥谷の二盗

その後の彼の笑顔を見て何を思う?

あんな笑顔シーズン中

タイガースで見たことなかった。

早大時代神走塁を連発していた

上本博紀がタイガースでは

消極的だったのは何故か

よ~く考えてみよう。

結果論で死ぬほど叩く周囲

岡田さんは典型的周囲w

 

せっかく矢野燿大監督が

あのイヤ~な鬱屈した空気を

振り払ってくれたのに

また元に戻しちゃったよね。

矢野さん叩く人多いが

あれくらい極端じゃないと

振り払えないほど重症やったんだよ。

この球団に巣食う

半世紀以上の宿痾だからね。

新庄が藤田平監督と亀裂が入った

キッカケは「正座」ばかり

クローズアップされるが

それだけじゃなかったんだよ。

三塁に突入した走塁を

結果論で「暴走」と

批難されたことも大きいんだ。

 

さてまた羽月の走塁

 

実はデスね三盗の前の二盗

これは完全にアウトのタイミング

しかし小幡のタッチが甘かった。

だからね結果オーライでもあるんだ。

勢いだけで同じ事を繰り返していたら

カープも足下をすくわれる。

しかしあの前向きは

そういった課題も克服してきそうな

気がするんだよね。

タイガースサイドも

あれじゃいずれバテるやろと

コバカにしていたら、それこそ

足下をすくわれるかもカモよ。

 

二塁でのタッチプレーは大先輩の

藤田平さんは神業だったらしい

田淵の強肩とのコンボは最高だったと

川藤さんがよく言ってました

まだまだこれから

小幡ももっと上を目指さにゃ。

 

余談、私は捕手田淵も遊撃藤田も

三年くらい球場で見ましたが

球場じゃ分かりづらいし

晩年だったんですよね。

あ、田淵さんは

内野ゴロのカバーで

一塁に走らんこと多かったですw

プロなんだから悪送球しちゃ

イカンよだったのでしょうかw

ジャイアンツの河埜さんは

強肩で悪送球が多かったですが

藤田平さんは山なりで正確な送球

一種の名人芸でw

確かに走る必要なかったかも^^;

 

だいぶそれちゃったwww

話を元に戻します。

今日の小幡選手は

坂倉選手の中前打をもぎ取る

超ファインプレーもありました

可能性は見せてくれてます。

一気には行きまへん

悪いところだけを

ディスるのではなくって

少しずつ名手の階段を上がるのを

楽しみながら見守りましょうや。

 

それとですね、結果論ですし

あんまり細かいことは

書きたくなかったんですが、

「また秋山に初球を打たれた」

と監督さんは文句言っています。

まるで『ボールから入るべき』みたい

グチグチ言わはるくらいなら

具体的に指示を出したらどうですか。

まずオースティンと一緒で

初球ボールから入ってしまうと

打率が1割跳ね上がります。

先頭打者ですし、初球ボールは

絶対に避けたいわけです。

こないだの対戦で打たれたのは

ストレートです。

今回はカットボールから入り

工夫の跡は見られます。

ちょこっとした違いで

詰まらせる意図だったんでしょう。

しかし秋山はカットボールの打率が

最も高い、投げたコースも真ん中低めで

これも一番の得意コースです。

タイガースのアナリストは

一流の筈ですが

データを見てるんですかね。

指示も抽象的だし

ここが一番の問題です。

秋山とはまず相性の壁がある

何をしても合わされてしまう打者っている

これが最大の難関

初球ストライクは正しい

しかし意表を突く必要がありそうです。

あえて外高めにスローカーブとか。

 

外部に向けて叩くだけじゃ

何にもならん、

単なるジコマン、マウントで

ムードが悪くなるだけ。

コッソリ、具体的に言わんと

意味ないんちゃいまっか。

 

繰り返すけどオースティンの時も

秋山の時もただ「初球ガ~」

周囲もそれを聞いて一緒に叩く。

これは「初球はボール」で

と圧力をかけるのと一緒。

これが『一球外し』という

見るに堪えない醜態を呼び

直接の敗因にも繋がるんですよ。

こんなアフォ繰り返してるの

タイガースだけやで。

監督のネガネガによる

単なる自殺点

お~んゴールシンドローム』や

 

それにしてもカープの守備は固いなぁ

今日も菊池にやられましたね

この前川のフライが

ポトリと落ちていれば

タイガースのワンサイドゲームでした。

 

 

外野の方向を向きながら

見事にキャッチ

内野手が取るのは

非常に難しい打球

40年前のタイガースだと

岡田さんじゃなくって

ショートの真弓さんが

上手かったですね

 

skyaキャンプリポートでおなじみ

福家雅明さんが先発でQSしたのは2試合

そのうちの一試合が神宮での試合。

1回裏に真弓さんがこれ以上の

スーパーキャッチを見せたのは

今でも強い印象に残っています。

初回に1失点立ち上がりから不安定

なおもピンチだったのですが

ふらふらっとショート後方に

あがったフライを

こちら側(レフト席で観戦)を

向きながらスーパーキャッチ。

これでチェンジ。

以降はスイスイ

7回をわずか2安打1失点に

スワローズを封じたんだけど

味方の援護なし

彼は結局プロ未勝利で現役を終えました。