前でさばけ

泳いで打て

 

佐藤は泳いで

とんでもない長打を

放っていましたよ

 

MLBで無双する今永から

片手でバックスクリーンに

放り込んだりしている

2023年のことだ。

 

いや一年目は

もっと多かったよ。

変化球や半速球は

くずされながら

泳いで拾って

長打に繋げていたよ。

 

よく言われることだけど

野球の教えって

物理学や身体構造的に

あり得ないことを

平気で口にしているって。

 

例えば内角球は

「腕をたたんで」

しかし構造的に

腕はたためない

この助言がたまたまフィット

した人は善いけれど

そうでない場合は

いつまで経ってもダメ。

 

前でさばけも

いわゆる結果論もあるだろうね。

これを徹底してしまったら

変化球の見極めが悪くなり

空振りが増えてしまうのって

アメーバでも分かる

自明な事じゃん。

 

今は40年前とはちゃう。

ムービングボール全盛

小さな変化

スネーキーなボールだらけ。

これを大昔の

大打者?の感覚で

対処出来ると思っているのか。

38年前の日米親善野球で

カルチャーショック

を受けた筈なんだが……

 

大事なのは「今」を生きる

自分の感覚。

佐藤輝明は泳いで打てていた。

岡田さんの現役時代には

まず見ることもなかった

逆方向へのあきれるほどデカイ

ホームランもあった。

 

これは決して

「本人の感覚」では

前さばきで打ったものでは

ないはずなんですよ。

 

大事なのは本人。

教科書は自分自身。

 

どうかかつての

輝きを再び見せて欲しい。

 

6/12第三打席

最後はいつもの

ボール球変化球で三振

 

しかし

『ポップフライをめでる会』

といたしましては

その前の天井弾は

良かったよ。

 

最後の打席初球狙いも悪くなかった。

弾道が低く正面衝いたけど。

 

いずれも紙一重だ。

ファンとしては信じて

『待つ』のみ

 

ボールが飛ばない

 

このような分析もある。

今シーズン突入直前に書かれている。

2024年はこの傾向が

更に強まったのは明らかである。

村上宗隆も岡本和真も苦しんでいる。

NPBは今年も反発係数異常なし

と5月に発表しているが

疑念を抱かせるだけ。

反発係数だけではなく

効力係数まで

野球好きな物理学者の知見を参考に

コントロールし

数値も公開しているMLBとは

力量だけではなく運営姿勢に於いても

まだまだ差があるようだ。

 

データを見る限り異変があり

今年加速化したのは明らか。

NPB全体で逆方向への

スタンドインがほとんどない。

反発係数は正常と言うが

効力係数(空気抵抗)は

微妙な縫い目の高さだけで

変わるという。

神宮や東京ドームで

打者は苦戦するのだから

甲子園は当たり前

ましてや左の長距離打者はね。

 

これを踏まえないとダメ。

な~んにも考えずに

前時代の理論を押しつけ

ドツボに嵌まっている

貧打の負のスパイラル

に陥っているのが

某チームだろうね。

 

去年の四番打者が

「どう打って良いのか

分からなくなった」

ここまで追い詰めちゃイカンよ。