age 6.4 21時記

 

木浪ナイス判断

8回表1-1同点二死満塁

小郷選手の三遊間のゴロ

三塁送球以外

アウトは取れなかった

二走太田を三塁フォースアウトで

ピンチを防いだ

他の判断だと一点入り

なおも満塁の大ピンチ

このショットでも分かるが

糸原もよく戻ったよね

二人ともナイス

 

その前の6回表

フランコの遊ゴロ

送りバントで二進していた

鈴木大地を

三塁タッチアウト

小幡の判断も見事だった。

 

フォースアウトと

タッチアウトの差はあるが

同じ試合で

二度見られるってレアじゃないか。

しかも違うプレーヤー。

 

木浪、糸原、小幡

内野手はやはり「頭」

咄嗟の判断だよ。

向き不向きってあるんじゃないか。

 

関本は守備範囲こそ狭かったが

動物的守備範囲を見せる

平野より判断は勝っていたよね。

大和は範囲、判断

パーフェクトだった思う。

 

ここでまた思い出したこと

恒例のエセセイシンブンセキ

82年くらいだったか

対戦相手が

どこかはどうしても

思い出せないが

巨人以外だったと思う。

二塁手の岡田さんが

ノーアウトランナー二塁

セカンドゴロで

三塁へ送球

二塁走者をタッチアウト

ナイス判断。

解説は鎌田実さん。

このプレーの名人だったらしく

よく誇りにされていたが

「岡田は素晴らしいプレーですよ

守備は上達して

判断も良くなった」

守備には毒舌の鎌田さんも絶賛。

 

ところがこう続いた

「でもセカンドの守備

上手うなっても

一個もうれしゅうないねん

彼はスラッガーとして

入団したんでしょ

ホームラン増やさないと」

鳴り物入りのスラッガーだったが

この時点でホームラン打者としては

陰を潜めていた。

二年目の20本が最高で

三年目の82年は14本

当時はラッキーゾーンもあった上

打高であったから

この数字は物足りない

ちなみに三年目の比較

チームの総打点における比率

岡田 69/535

佐藤 92/534

分母はほぼ同じだから

どっちが高いか一目瞭然。

これについては数字のトリックで

単純比較はランボーだという

反論もあろうが

少なくともサトテルの打撃貢献が

岡田さん未満と言うことはない。

安易に干せば深刻な得点力不足

に陥ることは普通は想像が付く。

 

入団時には小津社長が

ええ加減なリップサービスで

「岡田君はサードで

そのうち掛布は

ファーストコンバートだから」

実際はそんなことはなく

チーム事情で

セカンドコンバートされた。

守備の負担はあった思う。

でも根っからの内野手

頭のあった岡田さんは

見事に上達した。

 

鎌田さんの解説は

球団の育成に対する

皮肉もあったと思う。

 

だからサトテルに

歯がゆさを感じる

ってのもあるかもね。

自分が守りたくとも適わなかった

サードを守っていて

何故あぁなんだろうかって。

 

だが彼は外野手なんだと思う。

あまり考えずに

運動神経で対応するタイプ。

近代野球では外野で使われるよね

平野恵一でさえ外野が多かった。

 

でもサードでも使える。

チーム事情で

そうなってる。

昔の鎌田さんじゃないが

守備の上達より

打撃の貢献を

望んだほうがいいだろう。

本人もおそらくその意識だが

それもかつてのご自身とは違っていて

気に入らないのだろうね。

 

ホームラン打者としての素質は

岡田さん以上。

左打者甲子園

シビアすぎる条件で

三年連続20ホーマー以上

これは90年近いNPBの歴史で

左打者として初なのだ。

 

そもそも守備の荒さは

適正のお話で

「取り組む姿勢」

じゃないと思うけどね。

 

三振とHR

三振は「通過儀礼」

ある程度は

目をつぶるべきじゃないか。

肝心の打点は右肩上がりで

チーム貢献は大きいんだからね。

 

いや守備の上達こそが

打撃開眼に繋がるのだ

という理論かも知れぬ

ノックと打撃の相関が

あるかどうかは分からない

でも今ファームに落として

やることじゃないだろ

 

姿勢?

酒嫌いで禁煙する

監督はんがあり得ないのと

一緒でっせ!

今の子とはベクトルが違う

そこを否定しちゃイカン

酒タバコ昭和の常識は

令和の非常識

前さばき の強要もね。

 

だそく

○○などあり得ないと言えば

どこぞのハンバーガー屋さんには

怒られるが

「エシカルなハンバーガー」

なぞあり得ない。

費やせるエネルギーは有限で

エシカルを追究した結果

またムダなエネルギーを費やし

却って環境破壊に繋がる。

 

 

老人の発想って

常にそうなんだよ。

既得権益を守るため

次から次に幻想を押しつける

こういう欺瞞は

若い人は無視するしかナッシング。

Z世代の若者には

見抜いている人が増えているという。

 

どうか我々老人の戯れ言は

基本聞き流して

新しいものを拵えてください。

限られたエネルギーを

老人の戯れ言で浪費するのは

愚の骨頂です

どうか有意義に使ってください。

 

野球こそ非日常で

その鏡であって欲しかった。

実際は老人が過去の理論を押しつけ

若者をスポイルする構図。

それを老人が窘めるのではなく

また一緒になって叩く。

タイサクと同じ、

虎チームは実社会の縮図と書いたが

いやそれ以上にヒドイかもな。

 

「どう打って

いいのか分からなくなった」

大山悠輔志願のファーム行き

ここまで追い込むとは

故障しても全試合、前さばき

昭和理論の弊害じゃないのかな