今や色々な媒体で

『理論』が学べる

 

それを『感覚』だけの言葉

を押しつけたって

「ハァ?」となるのは当然

 

『理論』だけ『頭でっかち』

ひいては「覇気がない」

のセイシンロン。

今の選手はストイックですよ

かつて監督さんたちの世代が

飲み歩いてたのだって

セイシンロンで叩けたよ、

阪神が大らかだっただけ。

 

頭ごなしに否定するんじゃなくって

一歩引いて学ばにゃいかん。

就任時から引っかかっていたこと。

 

大谷翔平が出てきたって

「彼は特殊」の思考停止

確かに二刀流で超一流は唯一無二

が、バッティング理論はそうだろうか。

これじゃ若者は付いてこない

 

高木豊さんは

学ぶ姿勢があるみたいだね。

遙かに格下と見下ろしそうな

根鈴雄次さんに

話を聞きに行ったりしてる

臆病な自尊心と

尊大な羞恥心はないようだ。

 

臆病な自尊心と

尊大な羞恥心

 

模範的解説を拝借

「臆病な自尊心」;
自尊心の強さゆえに、
その自尊心を傷つけられることを
極度に怖れる心理
「尊大な羞恥心」;
羞恥心の強さゆえに、
羞恥心にとらわれる機会を
持つまいとわざと尊大にかまえて
他人を避ける心理。
 

遮断しきってはいけない

だから虎とは何か

山月記と書いた。

 

これは若い方も一緒。

ハイブリッドできないかな。

 

近本光司は

うまくこなせる人なんだね

 

まぁ中途半端になるよりは

雑音は遮断しきった方が

良いけどね。

残念なことだけどね

周囲、カントクのそれは端から

そのレベルだったのも

事実だな。

 

近本については何度か触れた

4年前だったか周囲は

常識にとらわれすぎてはいまいか。

彼を目指すべきは真弓

タイガースだからこう書いたが

福本じゃないのかってね。

 

小柄なバッター故に

三遊間に転がせと。

これは矢野さんも一緒で

岡田さんももれなく同じ。

 

これは月見草に遡る。

福本豊、西本幸雄のコンビは

違った、これについても書いた。

月見草は死ぬまで

福本が三遊間に転がさなかったことに

疑義を呈していたけどね。

 

ともかく違う野球観もあるってことだ。

岡田さんは月見草を嫌っていても

似ているところがある。

 

近本の凄いところは

そんな雑音は気にせずに

独自の道を切り開いたことだ。

時代が違うし、パークファクターが

違うので数字自体は劣るが

真弓さん以上という

評価も出来ると思う。

 

「三遊間に転がせ」

は我関せずだったが

岡田さんの有益なアドバイス

『四球を選べ』

これを近本は消化し、昇華させた。

真弓さんはガンガン行くタイプで

四球は極端に少ないタイプ

悪く言えば淡泊

ここは先頭打者本塁打記録を

争っていても福本豊さんと

大きく異なった。

だからタイプから言って

目指すべきは

真弓としたのもある。

 

ところが近本は

ハイブリッドさせた。

 

こういう過程を

見られるのが

永年ファンを

続ける喜びでもある。

 

結局は己なんだよ。

近本見てるとそれを

強く感じる。

 

されど基本

アベレージヒッターの近本と

未曾有のパワーヒッターである

サトテルとでは

周囲の雑音、風当たりが

全く異なるレベルで

気の毒だと常々思っている。

 

だからずっと

同じスタンスで

疑義を呈し続けている。