5月26日
試合開始前から
感じていたがやはり……
近本中野がいたら
そう「よぎら」んでいいはずだが
5月24日以上に「よぎる」
よぎる根本は
現状低空で安定してしまった
大山にある
どうやったら状態が上向くのか
こんなこと書いてたら
森下翔太が突破口を開いた
岡田監督の説教も効いたね
彼に関してはうまいこといってる
ベンチの岡田さんも
いい顔している
彼のああいう所は憎めないな
渡邉諒はノッテル
佐野仙好や平塚克洋を
思わせるバッティングだったね
ああいうプレーヤーを
悪く言う人はいない
中西太さんは
教え子の中でも
佐野さんを絶賛していた
「彼は決して後退することがない
地道に一歩一歩進んでいる」
青柳晃洋もそうなんだけどね
何故風当たりが強いのか
森下のツーベースは
素晴らしい当たりだったが
得点に結びついたヒットは
しぶとかった。
1点を守り切る
重苦しい試合なのだが
そうは感じさせない。
才木、つないだ桐敷、石井の
一体感がそうさせている。
この雰囲気を生み出すのは
確かに名将なのかも知れない。
良いところはいっぱいある。
★逆転負けやったね
せっかく褒めたのに
監督談話は……
打線に苦言
「前で打て」
これについては
就任時に書いたが
負の無限ループだね。
サトテルに対する
怒りの根本もここにある。
データ見てるのかな
NPB全体が未曾有の打低
15試合被本塁打ゼロ
記録更新
確かに素晴らしいが
投手陣の優秀さだけじゃない
それこそ「流れ」w
そんな中、相対的には得点してる
それを「前で打て」
今日の森下のツーベース
渡邉諒のタイムリー
前では打っていないよ
前で打ちゃ
打撃練習では飛びますよ
最初の秋季キャンプの
井上なんか典型だった
でもそれじゃ彼の課題
低めボール球スライダー
クルクルは直らない
大山が打てないのも
そこじゃないだろう
コンディションじゃないのか
気に入らんサトテルの
150キロ以上の打率は
リーグ随一だったんだけどね。
40年前と野球が違う
そもそも掛布や真弓は
江川のストレートも
はじき返すことがあったが
監督さんは
サッパリやったやないか。
自美化。
★虎はBABIPが低い
これはそのうち
長い目で見れば
然るべき値に収束する
そう構えていれば良いのだが
一方でそれだけではない
何かを感じるのも事実だ。
開幕の梶谷にやられた
あれは個人の
ファインプレーに見えたが
果たしてそれだけだったのか
G戦に不運な当たりが多いよな
ノーノーの試合だって
初回森下の当たりを見たとき
想像が付かなかった。
あれもオコエの好プレー。
Gは今年お金を掛けた
データを徹底解析している
それを受け容れる
監督の若さもある
好プレー連発はシフト
データの賜のような気もする。
梶谷、オコエのプレーを引き合いに
出すのは不適かも知れないが
立岡のなんかまさにそれだろう。
あの球団は本気出すとやはり怖い
タイガースには京大くんがいる
しかし機能しているのかな。
確かに感覚をおざなりにして
データを殊更強調するのって
『気色悪い』
しかしあくまで日陰の裏方で
好プレーを導くのだったら
歓迎すべきだろう。
感覚ジュバク
「前でさばけ」もそうだ。
単なるご自身のフィーリング
昭和脳。
サトテルの速球打率は
リーグ随一。
3年連続20HR以上は
左打者で初
90年近い歴史で史上初
ましてや甲子園だ。
それがファクトだ。
飛躍を促すのは
大いに結構である
理に適ったもんなら良いけど
感覚だけでケチをつけてはアカン。
就任当初からの懸念。
違った角度で物を見る
ことで飛躍することはある。
矢野さんは教師のような口調で
サトテルにそれを諭していたね。
しかし「押しつけ」はいけない
しかも申し訳ないがその理論は
昭和の「非科学」だ
近本光司は
その辺りの消化・昇華に
長けているのだと思う。