半世紀ムダな時を費やした
その虫干し
ユメで目が冴えてしまった
黄昏じじい
未明の殴り書き
赤松一朗と三東洋
これだけで
分かる人は分かるはず
赤松一朗
岡田さんの同期
ドラフト2位
三東洋
岡田政権一年目で
花咲きかけた
バッティングも良く
勝ち運があり
牽制は舌を巻く業だった
大リーグボール3号の
星飛雄馬じゃないが
投手生命の終わる瞬間を見た
投球した瞬間
肩が抜けた
赤松投手は即戦力と期待されたが
三年間出番がなかった
イメージとしては
古沢憲司さんみたいな
活躍を期待したのだが
ファームの成績も悪かった
3年目シーズン途中電撃復帰の
上田次郎さんに背番号15を譲り
49番に変えられた
4年目はオープン戦から調子よく
やっとつかんだ念願の一軍
ハマスタの公式戦
9点リードの最終回
お試し登板だった
あのときは珍しく
バックネット最上部の観戦
最後の一球は
そっちめがけて山なりに
それで肩をおさえた
ビックリした
それから四半世紀後
キャンプの紅白戦中継
全く同じ光景が……
ピッチャーって
大変な商売だ
打者はスイングしただけで
選手生命を絶たれることはないだろう
津田恒美投手の速球をフルスイング
有鉤骨骨折した
原辰徳さんのケースはあったけど
外野のファンや野手出身者は
なんとでも言えるな
去年が凄すぎ
錯覚してないか
ピッチャーは基本崩れる商売
全試合初回無失点なんて
前代未聞、too excellent
偶にはこういうことだってあるさ
青柳晃洋
周囲から聞くに堪えぬ罵詈雑言
彼ほど成長を楽しめた投手って
少なくともタイガースにはいなかった
地道に一年一年
必ず課題を克服していた
サトテルが同じミスを繰り返す
考えないという批判をするなら
それとは対極にあるプレーヤー
それでも周囲は罵詈雑言
大上段に勝手言えるって
どんだけエライ人が多いのだろう
結局は憂さ晴らししてるだけ
ここ2試合
コントロールが最悪だったが
イニング食ったじゃないか
崩れる商売
それをギリギリで持ち堪えている
だが村上宗隆だけはどうしようもない
変則型の大投手斎藤雅樹だって
小早川のいるカープ戦は
うまいこと避けてたじゃないか
小早川と村上じゃ格が違いすぎる
起用法にも問題あり
岡田さんになってから低迷
まぁ、そういうこともあるさ
不真面目なわけじゃない
岡田さんはアフォな周囲よりは
分かっていて、ツンデレ
開幕投手にしたし
シリーズ第7戦を託した
ちょっと言葉が
過ぎるは思うがね
野手出身者だから
「調子よいって言われても」
なんて曰う
それなら大山悠輔はどうなんだ
書きたくはなかった
責めてるわけじゃない
「大丈夫です言うから使った」
されど原因がケガなら
どうしようもない
適度に休みを入れるのも策
同い年でスっゲ～数字残してる
大谷だって休んでるよ
キョーイクテキシドーではなく
合理的、実利的放牧
メスを入れるならこっちじゃないのか
鉄以来スッカリ狂ってしまったが
休まないでエライのは
数字が伴ったときだけ
84年の掛布さんがそうだったな
ヘルペス、例年より
バッティングが雑で低打率
守備もオヤっと思うことがあった
されど本塁打王
苦しみを背負っているのを
気づかせなかった
松井を育てるため落合呼んだ
大山は風よけになるべき存在だが
そうなれなかった
原口と糸原
岡田さんになってから
割を食っている
彼らを活かそうよ
「代打の切り札？
負けてるとき出すわけやから
そんな大事なピースやないよ、
お～ん」
これで腐らずモチベを保つ
たまの起用で結果を出す
これぞプロ
立派だと思うよ
岡田さんは現役の時どうだった？
サトテルを見てると
クルーズがよぎる
よぎるって岡田さんが
編み出した言葉やねw
ネガ、関西人らしい
ボヤキで愛嬌はあるが
言われた方はかなわん
桑原謙太朗
彼についても書いた
金本さんが地獄の鎌
独特のスライダー
ご自身もやられて
印象に残ってたんだろう
辛抱強く使って
セットアッパーになった
岡田さんがオリ時代に
ハマから移籍
「よう使えるな
抜けるねん
怖くて使えん」
確かに抜け球は多かった
その日も出た
解説でそう曰った
これも『よぎる』のだろう
クルーズは1試合3ホーマーする
左のパワーヒッター
その一方で
いつも同じ攻めで三振を量産した
通称クルクルクルーズ
神宮のヤジもきつかった
『お前はVTRか』
瞬間を切り取れば
クルーズが『よぎる』
溜息が出る、アカンヤツ
前にも書いた
波やね
しかしトータルで見れば
立派な数字を残せる
チーム1の92打点
クルーズとはちゃうねん
不思議ちゃん
そのうち何とかなるさ
俺は待ってるぜ
ヒステリーは何も生み出さない
哀しいよな、この球団の周囲って
読まれてないと思うが
5年前に大山悠輔についても
おんなじようなこと書いたね。