もう一回経緯を書く。

 

2021年3月

父の手術の説明があるから

午後1時に来院せよと命令。

 

2020年2月からのコロナソードー

N浦算のデ~タラメには腹を立てつつ

1年ちょっとだ、理不尽を

何とか自助でしのいできたんだよ。

しかしコロナタイサクヒステリーには

積もり積もった莫大な懸念があったから

ここで一気にぶち壊されたくはない。

来院せずに済ませる方法はないか

と念のため尋ねておいたのだが

説教され、撥ねのけられたんだな。

 

母は独りにしておくと徘徊

してしまう可能性が高い。

だから私一人で病院を

訪れることは出来なかった。

母を公的施設に預けるにしても

手続きが要るので間に合わない。

抑も預ける必要もない状態であった。

徘徊を心配するくらいだから

自粛以降急速に衰えたとは言え

足腰は年齢に比して丈夫。

通常ならば連れて行くことには

むしろ積極的で何の異存もない。

何も病院側に大きな負担を掛けるわけでなく

当たり前のルール、時間厳守さえ

していただければ問題はなかった。

 

しかし万が一があると

「コロナシグサ」で排除されて

健康を害してしまうリスクも

強かったので保険の意味で

病院側に念を押していたのだが……

 

その悪夢が現実化することとなる。

それも漠然と抱いていた「不安」を

遙かに超す、一生忘れ得ぬ

屈辱的な出来事となった。

 

遅刻しないよう午後12時前に

タクシーを予約し片道2万円掛けて

母と一緒に病院へ。

 

18分前に到着して要件を伝えると

そんな患者はいないという。

父は分院に入院していたが

手術は本院、本来の転送予定にミスがあり、

まだ到着していないのだという。

 

こちらは言われるがまま

病院の指示通りの時間を

守っただけだが

そこで初めてスケジュールを知る。

 

午前9時に分院を出発

本院到着が10時。

それからPCR検査を行う。

その結果もろもろで3時間後の

13時から説明という手はずだったのだ。

こちらはそんな細かいことまでは

当然把握していない。

 

さて、今は13時。

父の分院出発は14時らしい。

本院到着は15時ちょっと前である。

だから最初は15時まで2時間待て

と告げられた。

まず病院側が口をついて出た

連絡が付かなかった

というデタラメな言い訳には

心底むかついたし

エラソーに説教までして

ふざけたミスをしくさることに

怒髪天を衝く思いであったが

今更済んだことを責めても仕方ない。

 

まずこちらは約束を守ったのだから

サインだけして帰りたいと言った。

手術には一切文句は言わないし

予定通り帰れないことの方が

余程困ると伝えた。

だが患者不在の説明は

絶対に無理だという。

だったらつまらんミスすんなよと

切れられても仕方ないだろうよ。

私一人だったら対応は違っただろうが

認知症の母にパニクられるのが

何よりも困るので冷静に穏やかに。

 

担当者がそれから奥に行って

何やらゴチャゴチャ相談。

そしたら今度は18時まで

5時間待って欲しいに変わった。

 

PCR検査必須で、

それからじゃないと

説明が出来ないという。

ふざけるな!とは言わなかったが

それはいくら何でもヒドスギルだろう

分院で検査済みなんだし

15時から説明にしてくださいと

懇願したところ、15時にもう一回

来て下さいとのこと。

父に渡す大きな荷物を抱えていたが

預けることも出来なかった。

 

さて困ったのは居場所だ。

長時間ピッタリマスクが

出来ないことは

予め告げていた

それに対する配慮は微塵もない。

 

「外にいて下さい」

途中で限界が来たので恥を忍んで

『この辺りに詳しくないので

お尋ねしますが

どこかノーマスクでOKな

喫茶店とかご存じないですか?』

と尋ねたところ

コバカにした口調で

「さぁ、外にいるしかないんじゃないですか」

緊急事態下のセケンなんてこんなもんだろう。

 

15時になって再度訪れたところ

とりあえず荷物を預けることは出来たが

説明は18時からとのことだった。

居場所のことは何度も懇願したが

押し問答だった。

 

17階まで訪れるのに

エレベータ1つではない。

カンセンタイサクが厳重で

まず1階に関所。

それからエスカレータで2Fへ

少し歩いてエレベータ

それで9Fまで。

そこでまた行列で関所。

そっから歩いてエレベータで17Fへ。

帰りも9Fの関所で手続きだ。

これだけでグッタリするのだが

何往復もさせられた。

 

とことんふざけている。

ここまで負担を掛けるシステム。

時間厳守を反故にしたら

どうなるかの想像も出来ない

頭の悪い人たち。

 

まず第一に午前9時に搬送しなかった

ケアレスミスを犯した時点で

5時間のズレは確定。

私が出発する12時まで

3時間も猶予があったのに

 

1.連絡を怠った

(しかも連絡が付かなかったと

見え透いたウソをついた)

 

2.説明は15時から可能だったのに

PCRマニュアルの都合で

3時間も引き延ばした

 

3.緊急事態宣言下の

5時間待ちはゴウモン。

こちらはそうなる事情を説明していた。

しかし出て行って下さい

と言うばかりだった。

 

説明を終え、病院を出たのは20時。

あれだけごった返していた病院も

人っ子一人いない。

案内人すら一人もいない。

我々が最後の二人、

カンセンタイサクであちこちが閉鎖され

1階にたどりつくまで右往左往だった。

まだ寒暖の差が激しい季節で

20時となると外は寒かった。

こちらは病院に誠意があれば15時

いつもの通り時間にルーズでも17時には

帰れると想定していた。

しかし帰宅はクソ寒い21時過ぎ。

しかも無配慮で疲労困憊の末だよ。

これじゃ健康を害すのは当然

どこまでなめくさっているんだよ。

 

いつもは食欲旺盛な母

外では気丈に振る舞っていたが

家に帰ると水すら口にせず

眠ってしまった。

そこからだよ、

我が家の地獄が始まったのは。

 

こちらは明日手術という

患者を人質にされていたから

席を蹴るわけにもいかず

八方塞がりだった

 

散々施設を利用しなかった

私の責任みたいな言われ方をした。

しかし、どう考えたって

病院側のミス。

しかも一つではない

何重ものご都合主義だ。

 

このことで永年積み重ねてきた

『努力』を一瞬にしてぶち壊された。

健康を害してしまった。

それだけではない、その後も相次ぐ

カンセンタイサク最優先

の無配慮で後遺症を

引きずり続けているわけだが

因果関係は証明できないので

泣き寝入りする以外ない。

だがこれだけはハッキリ言える

あれは重大なる人権侵害

 

施設に預けたところで

万能ではないことが

実際に利用してみて分かった。

全然時間に猶予が利かないのである。

例えば同じように面会を指定されて

介護者を預ける場合

自宅から病院まで40分

母の病院の説明が16時

父の帰宅が通常は17時

だから絶対に間に合わない

1時間遅れをお願いしても無理

30分が限界。

これでやっとギリギリで

こちらは駆け足で家に戻らざるを得ない。

介護者の負担は考慮してもらえない。

 

当日の予定通りのスケジュールでも

30分すらお願いを聞いてもらえない。

それが突発事故で5時間遅れだぞ。

仮に利用してたって

どうにもなるもんじゃぁないぜ。

 

とことんふざけている!

これだけ書いても通じないことに

哀しくて仕方がない。

 

「危機において寛容性がなくなると、

社会的排除の方向に社会が向きがち」

これを何回でも復唱して下さい

センモンカ。

タイサクは上手くいったなどと

ニヤけている場合じゃないし

ましてやオモシロスじゃないだろうよ。

非科学によるセイギのため

融通性や当たり前の優しさを失い

システマティックな排除が

当然とされる社会を拵えたのは

紛れもなくあなた方なのだよ。

 

カンセンタイサクは正当化されたまま

オモシロスとセカンドレイプされたまま

総括されることは絶対にない。

サタンは成敗されたまま

このまま消え去る以外ないのだね。