このニュースが物議を醸している。
中学生にネットリテラシーの授業。
この中でT准教授が実際のフェイクニュースを
模して作られたという
コロナワクチンについてのフェイクニュース
この矛盾について中学生に指摘させる授業。
申し訳ないがネットの大多数の反応は
どうしても違和感がある。
題材として適切かどうかは置いておく。
私が気になったのは以下の点だ。
上記リンク記事にもハッキリ記載があるし
動画にも残っている。
中学生が
「ワクチンは2020年8月ではなく
2021年に作られた」
T准教授は、
「そのとおり、これは間違いなくフェイクです」
と力強い口調で拍手を求めている。
これっておかしくないか。
日本で接種を始めたのは確かに2021年だが
実験は2020年にも行われているし
それ以前からmRNAワクチンの
実験は行われている。
このニュースでフェイクなのは
1つは秋口教授も帝国医大も存在しないこと。
これは中学生も指摘できた。
しかしもっと重要なことがある。
ラット寿命である。
ラットの平均寿命はそもそも3年、
ワクチンを打とうが打たまいが
3年以内に死ぬのは不思議ではない
当たり前のことなのだ。
これまで何回も強調したが
当たり前のことで恐怖を煽って
あらぬ勧誘をすることこそが
サギの常套手段である。
私はこの3年間も
結局は同じことだと考えている。
それともう一つ。
ラットで発現する害が
人間に必ず発現するとは限らないこと。
これは逆もまた然りで
ラットで安全だからと言って
人間にも安全とは限らないこと。
また仮に短期に安全だとしても
長期の安全は担保しない。
だからこそ新薬の承認は
通常時間がかかるわけだが
今回は全てすっ飛ばして
異例の早期承認をしたこと。
もしかしたらこれもマスコミの切り取りで
実際はその種のやり取りがあったのかも
知れないが、あの准教授の様子を
見た限りではアヤシイですね。
分かりやすいウソを見抜くのは初歩
確かに分かりやすいし重要なことだが
表層だけでなく文脈を読み取るのが
リテラシー。
これだけでリテラシーなんて
ちゃんちゃらオカシクて
むしろ硬直した思考を植え付けるだけ。
教育はとことん狂ってないか?
その証拠に参加者の大多数が
まだマスクをしているね^^;
どっちにしろ、この報道は
「コロナワクチンの疑念自体がフェイク」
という強い偏見を与えかねないもの。
おそらく、その狙いが強いんじゃないかな。
それこそリテラシーに問題ありだよね。
我々のリテラシーも
なめられたものである。
怒りマークなし。
ついき
このニュースで思い出した
一つ愉快な出来事がある
四半世紀ほど前に
ネットを巡ったニュース。
詳しくは上記wikiを参照されたし。
室蘭市立医科大学なる
実在しない教授の発表だった。
これはダマされた人が多かった。
当時流行っていたチャットで持ちきり。
でも愉快だよね。
これ以上によく出来た
笑えるフェイクニュースって
未だに見たことがないな。
デマならばこういうのを
望みたいところだよね^^
T准教授もさぁ、私と同世代なんだから
どうせならこっちを教材にしなさいよ。
あんな中途半端なレベルで
拍手するくらいだったらさ。
あの授業はマスコミの切り取りで
キチンとしていたんだったら
ごめんなさいネ。