岡田監督の評価がうなぎ登りだ。
まぁ私如きが論評するのは
おこがましいのだが……
ご本人の仰るとおり
「そんなの普通やん、当たり前やん」
が、今はその普通、当たり前を
ありがたがらねばならない
時代なのかも知れない。
岡田さんは名うての阪神ファンで
その本能が内野守備の整備に
真っ先に手をつけさせて
現況にたどり着いたのは
ずっと書き続けてきたことである。
これもいわば当たり前、普通。
阪神ファンだから
同時にプロ野球ファンでもあった。
近頃果たして
「プロ野球ファンだったのか?」と
首をかしげる監督さんが多すぎる。
典型的なのは新庄さんと矢野さん。
就任時から六番打者最強説を唱え
開幕戦六番で近藤健介を起用したのは
心底仰天した。
矢野さんも当ブログで何度も指摘したが
リードしているゲームで
守備コロを毎試合のように行っていた。
こんなのは議論以前の問題
プロ野球のファンで試合を見続けていれば
馬鹿げているのは自明
のことなのだ。
プロ野球の長い歴史
中島監督は素晴らしいお方だと思う。
いきなり1番池田の起用
岡田はんじゃ絶対出来ないだろう。
しかしそれが普通。
初打席で6球、第2打席で8球
粘ったのは起用に応えたとも言えるが
小生は感心よりやはり違和感の方が大きい。
いつぞやの七番松坂大輔みたいな
起用した監督の「ドヤ顔」が
見えないのが救いではあるのですがね。
近頃の友達型の監督像と
従来のトップダウン型と
うまくミックスできないですかね
過渡期なのかも知れないが
どうしても引っかかりますね。
翻ってマスコミ。
開幕3試合目、岡田監督の采配で
2死1塁中野を走らせてから
島田に代打原口を送った。
マスコミは意図を理解出来ず
絶賛しているが岡田はんは
「当たり前じゃん」
こんな試合もあった。
6回表だったか
同点だったか1点ビハインドだったか
ピンチを迎えたところで
ピッチャー交代。
この時にダブルスイッチ
6番に投手を入れて
9番にノイジーだったっけ?を入れた。
するとyahoo速報に
謎の交代だか守備緩めだか。
ツイートや5ちゃんでは
レフト小野寺だったっけ?
の懲罰交代だなんだと。
ダブルスイッチも理解出来ない
リードしている試合の守備コロは御法度だが
追っかける展開ならあり得る
この区別も付かなくなっている。
あえて何度も書くが
たかが野球でこの為体。
レベルの低下が著しい。
何かオカシナ世の中だよなぁ
というのが正直なところ。
この3年強の狂騒も
結局はここに帰着している
と思うのですよね。
普通であること
当たり前であること
これに感心しすぎる世の中って
白馬の王子様待望に
拍車をかけている。
過干渉に不感症
独裁者が出現しやすい
結果医原病も生まれやすいのであって
決して望ましいことじゃないですね。
世の中狂ってる
流れだゼロだ
余白を一切許さぬカルト
これを「理論的」と錯覚して
支持するセケン
そんなものはまやかしで
冷静になりさえすれば
本筋は非常に分かりやすいはず、
これは直近のブログでも実践したつもりだが
日和見、ご都合主義で正論がない
声を挙げられない、取り上げないだけで
シワ寄せは確実に来ている
気分はまったく晴れないな